【TGS2015】「人生をプレイするゲーム」『ぼくたちのプロマネ』とは?

2015-09-18 20:31 投稿

『ぼくたちのプロマネ』とは?

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東京ゲームショウの開催場所である幕張メッセ。ホール中の大小さまざまなブースが並ぶ、その片隅に気になるブースを発見! そこに出展されていたタイトルの名は『ぼくたちのプロマネ(体験版)』。

『ぼくたちのプロマネ』は、プロジェクトマネージャーの仕事を体感するスマートフォン用アドベンチャーゲーム。本作は全3部構成となっており、部によってそれぞれ求められる仕事のスキルが変化していく。これを通してプレイすることで、楽しみながら、設計や開発などのプロジェクト管理を一通り体感することができるのだ。

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また、”プロジェクト管理”という一見かっちりとしたテーマを持つ本作だが、”美少女&泣きゲー”の要素もあり、プロジェクトマネージャーという仕事の部分だけでなく、登場するヒロインたちとのコミュニケーションにも重点が置かれている。

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ここでは、プロデューサーを務める秦 勝敏氏のこだわりが随所に詰まった本作を紹介していこう。

プロジェクト管理を学ぶ

本作の開発を行っている南国ソフトは、元々は企業向けソフトのユーザーインターフェースの設計開発や、システム開発コンサルティング等を行っている会社。

そんな南国ソフトが昨年からゲーム事業に参入し、本業のノウハウを活かして”役立つものにゲーム性を持たせる”という方針で開発しているのが、『ぼくたちのプロマネ』だ。

プロデューサーである秦氏が持つキャリアのスタートがプロジェクトマネージャーだということもあり、本作ではプロジェクトマネージャーの仕事を本格的に体感することができる。

その為、初心者でも楽しめるゲームデザインを持ちながら、ゲームをプレイすることで実際にひとつのプロジェクトが完成するまでの流れをしっかりと学ぶことができるゲーム内容になっているのだ。

日常こそ物語だ!

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プロジェクト管理を学ぶことができる本作だが、「人生をプレイするゲーム」だと、秦プロデューサーは語る。

主人公は社会人4年目で、一見すると草食系だが実はリア充という設定のシステムエンジニア。ひょんなことからプロジェクトを任され、プロジェクトマネージャーとしての仕事をすることとなる。

そんな主人公を取り巻くのは、数々の魅力的なヒロインたち。プロマネ初体験の主人公をサポートしてくれる上司から、プロジェクトでパートナーとなるカレー好きのシステムエンジニアなど、様々なタイプのヒロインが登場する。

また、ヒロインたちは2Dアニメーションによって動き、会話と連動してリアルタイムに反応してくれるので、コミュニケーションの楽しみも倍増だ。このヒロインたちと過ごす日常(=仕事)における様々なトラブルや人間関係の中で、主人公は数々の選択を迫られる。そして、その選択によって、自分だけのプロジェクトの物語が生まれていくのだ。

さらに本作では、同じプロジェクトを繰り返しプレイして「あの時ああしていれば……」という”ありえた自分”に出会うこともできる。ある意味”サラリーマンの永遠のテーマ”とも呼べる、パラレルワールドを体感することも可能なのだ。

上記のように革新的な魅力を持つ『ぼくたちのプロマネ』は現在鋭意制作中。現在の開発進行度は40%とのことで、ゲーム内の季節に合わせた2016年の夏、iOSとAndroid向けにリリース予定となっている。本作に興味を持った方は、今後の動向に要注目だ。

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