【TGS2015】何これ!?未来すぎる触覚疑似再現デバイス“UnlimitedHand”

2015-09-18 14:00 投稿

指に重みと衝撃が!?

東京ゲームショウ2015のゲームデバイスコーナーにて、ユニークなものを発見。H2LというメーカーのUnlimitedHand(アンリミテッドハンド)というものだ。このデバイスはバンドに筋変位センサーやEMS(Electrical Muscle Stimulation ※1)などを搭載。これにより、バーチャル世界で感じられる触覚を疑似的に現実世界で再現するというものになっている。

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簡単に説明すると、指を動かす筋肉の動きを観測し、どの指がどう動いたのかを計算。その結果をソフトウェアに発信して、ソフトウェアはその信号通りにバーチャル世界の指を動かす。また、バーチャル世界で指に何かしら衝撃や負荷がかかった場合、EMSで筋肉を収縮させて指にバーチャルで与えられたものと同等の負荷をプレイヤーの指にかけるということだ。

出展ブースでは、このガジェットのイメージムービーが展示されており、そこでは、VR世界で指先に小鳥が止まったときの反動や、指を動かしたときに小鳥が飛び立つときの感触が得られるという例が挙げられていた。

非常に未来を感じさせるデバイスなので、ぜひとも試してみたいところだが、クラウドファンディングサービスKickstarterとの規約によりプレイアブル用のマシンは出展されていない。しかし、ブースではその技術や可能性、VRなどとの親和性などを感じることができるので、興味があったらぜひ立ち寄ってみてはいかがだろうか? また、本製品のキックスターターは来週中には動き出すとのことなので、興味のある人はそちらもチェックしてみるといいだろう。

※UnlimitedHand(アンリミテッドハンド)ティザーサイト

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※1:電気刺激によって筋肉を収縮させる運動器具。付けているだけで痩せると称される腹筋マシーンなどに搭載されているもの。

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