スマホ画面をそのまま生配信できる『Mirrativ(ミラティブ)』が画期的

2015-09-07 17:04 投稿

あらゆるスマホ体験を生放送

ディー・エヌ・エーは、スマートフォンの画面に表示されるゲームやEコマースサイトなど種類を問わず、あらゆるものを生配信することでコミュニケーションができるアプリ『Mirrativ(ミラティブ)』をAndroid端末向けに2015年8月28日に提供を開始した。なお、iPhone、iPad向けの提供は近日予定しているとのこと。

 
Mirrativ_KeyVisual

『Mirrativ』を使うと、配信者側はスマートフォンの画面で起こっていることを、利用中のアプリの種類にかかわらず、そのまま視聴者のスマートフォン画面にリアルタイムで表示することができる。

配信者は任意で音声付きで実況したり、画面中の小窓で自分の顔を表示したりすることもできるようになっている。

何よりも最大の特徴は、PCなどの周辺機器も必要ないこと。Android端末が1台あれば放送できるほか、ゲームだけでなく、地図やショッピングアプリなど、画面に表示されるものはなんでも映すことが可能なので、生放送の敷居が大きく下がる可能性がある。

視聴者側は、Android端末、iPhone、iPadで視聴しながら配信者に対する文字のコメントやスタンプを送ることができ、スマホ画面を通じたコミュニケーションが楽しめる様になっている。なお、視聴は『Mirrativ』のアプリ内で行う形だ。

Mirrativ_screen_02

リリースによると、「これまでのライブ動画配信では、配信者の話術や容姿で人気が左右される傾向があるが、『Mirrativ』は人よりもスマートフォンの中の“コンテンツ”が主役であるため、対応端末さえあれば誰でも気軽に配信することができる」としている。

配信する画面表示は、縦型のコンテンツであれば縦画面、横型であれば横画面のフルスクリーンサイズで視聴者側に表示される。なお、電話着信時やプッシュ通知などプライバシーに関わる表示は、自動または手動で視聴者側の画面を一時的に非表示に切り替えることができる親切設計。

アプリ名の『Mirrativ』は、“Mirror(鏡)”と“Narrative(物語)”を組み合わせた造語。スマートフォン画面を相手のスマートフォン画面にそのまま“ミ ラーリング(※)”して配信することと、元来個人の世界であるスマートフォンの画面上で起こることをその人の“物語”になぞらえ、二つの言葉を組み合わせ てこの名称となったという。

※ミラーリングとは、一つの情報端末に複数のディスプレイを接続し、同一の画面を表示させること

Mirrativ(ミラティブ)

メーカー
ディー・エヌ・エー
配信日
Android端末:配信中 iPhone、iPad向けは近日予定
価格
無料
対応機種
Android端末、iPhone、iPad

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