【BitSummit2015】木村祥朗氏最新作『勇者ヤマダくん』…その正体は骨太一筆書きRPGだった!

2015-07-11 18:28 投稿

ゲームクリエイター木村祥朗氏の新作は一筆書きパズルRPG

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2015年7月11日~12日にかけて京都で開催されているインディーゲームの祭典Bitsummit2015。ここでは、Onion Gamesからプレイアブル出展されている『勇者ヤマダくん』のプレイリポートをお届けする。

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『勇者ヤマダくん』は、『Moon』などで知られるゲームクリエイター木村祥朗氏が手がけるスマートフォン向けRPGだ。おじさまと女子高生のプュアラブがテーマという本作。Bitsummit2015に出展されているものはチュートリアル的な内容のため、“おじさま”の部分しかわからなかったが、スタート画面から酔いどれのヤマダくんが演歌で出迎えてくれるなど、ダメ社員ぶりを炸裂させており、インディーならではのユニークな世界観を体験できる。

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ゲームが始まると、突然、ヤマダくんが勤めている帝国ゲームスの会長綾小路ヒデ丸が黒服とともに自宅に押しかけてきて、クビを言い渡されてしまう。まあ、会社をさぼって趣味のゲームを作っているのだから致しかたないが……。

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そして、会社をクビにされ無職になってしまったヤマダくん。心機一転、再就職をがんばるのかと思いきや、自分の作ったダンジョンに会長を登場させて討伐しよう!という斜め上すぎる発想にたどり着いてしまうのだ。

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そして作ったダンジョンが“会長討伐の塔”。

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こうしていよいよゲームが始まる。

ルールは簡単で、スタート地点からゴール地点までを一筆書きで繋げばオーケー。道中にアイテムや敵が待ち受けており、一言で一筆書きと言っても、どんなルートを通るかが攻略のカギになる。また、すべてのマスを通過すると獲得できるパーフェクトボーナスも狙いたい。

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バトルではヤマダくんと敵がターンごとに攻撃するのだが、ここで注意したいのが遠距離攻撃する敵の有無。うかつに射程範囲に入ると1対2の状況になってしまい、どんどんHPを失ってしまう。敵の攻撃範囲を意識することも重要だ。ただし、一筆書きのルート決めには制限時間があり、それを過ぎるとダメージを受けてしまう。素早く正確にルートを判断する必要があり、見た目に反して中々骨太な作り。

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とはいえ、ゲームのテーマになっている女子高生とのプュアラブがどこで生まれるのかさっぱり不明。早く真相を知りたいところが、配信は近日予定とのことなので、おじさまと女子高生のプュアラブの真実を知る日は近いかも?

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▲Bitsummitのバージョンでは体験できなかったが、装備の収集要素などもあるようだ。

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