【新作】プロゲーマーも誕生した世界で話題のカードゲームを遊んでみた

2015-04-27 20:53 投稿

いまいちばんアツいTCGはコレだ!

つい先日、日本でもプロゲーマーが誕生したことで話題になった、いま世界でもっともアツいトレーディングカードゲーム『HearthStone: Heroes of Warcraft』がスマートフォンにも登場した。

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本作の魅力を語る前に、まずは基本的なシステムを紹介しよう。

本作は前述の通りトレーディングカードゲーム。プレイヤーはヒーロー(本体)となり、ミニオン(行動できるカード)と呼ばれるカードを場に出して戦わせ、最終的に相手ヒーローのHPをゼロにすれば勝利となる。ミニオンにはそれぞれ必要マナ、攻撃力、HPが設定されており、ミニオンを場に召喚するには、このマナを消費することになる。なお、マナの上限はターン数が増えるごとに増加していく。

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本作はPvPでの戦い(アリーナ)がメインになっており、プレイするためには安定した通信環境が必須。オフラインでNPCと戦うソロプレイという項目もあるが、こちらは練習をしたり、ヒーローなどのゲーム内要素をアンロックしたりするために使用するモードとなっている。

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読み合いが深い!

なぜ世界中でそこまで人気になっているのか? その最大の要因となっているのは、駆け引きにあるだろう。本作は、よくあるTCGとは異なり、場に出しているミニオン(行動できるカード)を無視してヒーロー(本体)にアタックをしかけることができたり、ミニオンで相手ミニオンを攻撃したときに、相手ミニオンの能力値通りの反撃を受けるといった要素がある。そのため、うかつな行動・攻撃をするとすぐに窮地に追い込まれてしまうのだ。

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ミニオンの召喚に必要なマナの上限はターン数を経るごとに増えていく。つまり、消費マナの大きい強いカードを出せるのは、戦いの終盤のみ! これにより、ターン数が増えれば増えるほど行動のリスクが上がり、より戦略的な思考を求められる。

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これらの仕組みのおかげで、とにかく読み合いがアツい!

デッキ構成という楽しみもあるが、なによりも相手との心理の読み合いに重点が置かれている。相手のミニオンを崩していけば攻撃されるリスクは減るが、逆にこちらも攻撃の機会が減ってしまう。相手のミニオンを無視してヒーロー攻撃をすれば、相手ミニオンは増えていき大ダメージを追うリスクが生まれる。ここで相手の出方を読み、立ち回るのが非常に重要なのだ。

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もちろん、デッキ構成も面白い。ヒーローはそれぞれ固有のパワーとスペルカードを持っており、デッキ構成はこれらを活かせるように組む必要がある。なお、ヒーローは自由に切り替えができるほか、デッキに組み込むカードは各種リワードなどでドンドン手に入るので、プレイすればするほどデッキ編成に多様さが生まれるのだ。

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本作は全編英語となっているが、まず問題ない。出てくる英語はすべて簡単なもので、英語が苦手だという人でも用意に遊ぶことができる。もし分からないことがあっても、多くの日本人プレイヤーが有志で作成しているWebサイトで簡単に調べることもできる。

「カードゲームはワケの分からない効果を持ったカードが出てきたりして、それをいちいち覚えないと楽しめないから、ちょっとなぁ」と言う人も安心。本作にはそんな小難しいというか特殊なカードは存在しない。非常にわかりやすくなっているし、なにより敵のカードだろうと、出てきたカードをタップすればその詳細能力が確認できる。これを機に、世界が熱くなっているカードゲームに触れてみてはいかがだろうか?

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HearthStone: Heroes of Warcraft

ジャンル
カードゲーム
メーカー
Blizzard Entertainment, Inc.
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS、Android

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