ネクソンが目指すモバイル版『ファイナルファンタジーXI』の姿とは?
2015-03-19 20:10 投稿
Massive Multiplayer Mobile ロールプレイングゲーム
2015年3月19日、スクウェア・エニックスは“ファイナルファンタジーXI「ヴァナ・ディール プロジェクト」プレス発表会”を開催し、『FFXI』のネイティブアプリをネクソンと共同開発することが発表された。
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そして同日、ネクソンからも上記内容に関してリリースが配信された。共同開発を行うのはネクソンの連結子会社であるNEXON Korea Corporation。
ネクソンはモバイルゲームの開発にあたって、モバイル端末でのプレイ構想をMMO(多人数参加型)にプラスした、“Massive Multiplayer Mobile ロールプレイングゲーム”として、『ファイナルファンタジーXI』の原作における壮大なストーリー、魅力的なコンテンツ、華麗なグラフィックなどを活かし、取り入れていくとのこと。
具体的にはどういうことなのか。
まずジョブシステム、連携・チェーンなどの原作の基本システムをモバイル端末に合わせて改良、戦闘をよりスピーディかつ遊びやすく進化させていく。
パーティ編成を改良したシステムやソロプレイが充実したシステムの強化なども行い、モバイル端末ならではの多様なプレイスタイルに合わせて、気軽に遊べる作りを目指していくようだ。
さらに、多様な条件によって発生するダイナミックなイベントなど、モバイルならではのリアリティのある世界を提供するとのこと。モバイルでリアルと連動する要素となると位置情報などが代表的だが、具体的には明言されていない。
2016年内の配信開始を予定しており、日本、韓国、北米、その他ヨーロッパ、アジア地域においてサービスを展開する。
ネクソン代表取締役社長 オーウェン・マホニー氏
「スクウェア・エニックスとパートナーを組むことにより、『ファイナルファンタジーXI』のような素晴らしいタイトルをモバイルゲームとして提供する機会を得ることとなり、大変喜ばしく思っております。当社グループは、スクウェア・エニックスとのパートナーシップを強化し、ネクソンのゲーム開発及びグローバルパブリッシングのノウハウを活かし、世界中のゲームプレイヤーへ向けて高品質なゲームを提供してまいります。」
スクウェア・エニックス代表取締役社長 松田洋祐氏
「これまでにも多くの世界的なゲーム企業とのパートナーシップによる協業を成功させてきたネクソンと『ファイナルファンタジーXI』の高品質なモバイルゲームを共同開発することは、スクウェア・エニックスにとって絶好の機会です。このたびのパートナーシップにより、13年以上の間サービスを提供してきた『ファイナルファンタジーXI』が、モバイル市場へ飛躍する大きな一歩となるものと期待しております。」
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