テレビ&スマホで提供する新しいカタチのゲームがこちら

2014-10-02 13:30 投稿

“テレビーナ”が生み出す親子のコミュニケーション

2014年9月24日に開催されたシャープの新製品の発表会において、セガはテレビとスマホを使った知育エンターテインメント“テレビーナ”の情報を公開した。

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テレビーナは、無線LANで接続されたテレビとスマートフォンのふたつの機器で対応アプリを動作。テレビでの画面表示と、スマートフォンでのコンテンツ操作を連携させて楽しむ子ども向けの知育エンターテインメントだ。

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▲テレビーナを紹介したセガのテレビ―ナディレクター近藤文仁氏。

対応アプリの第1弾として、セガを代表するキャラクターのソニックが登場する『ソニックとナゾの宝石』が無料配信される。

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▲『ソニックとナゾの宝石』のゲーム画面。

シャープが今秋発売予定の液晶テレビ、“AQUOS クアトロン プロ XL20ライン”へ『ソニックとナゾの宝石』が搭載されることから、今回、 シャープの新製品の発表会の場で紹介された。

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▲シャープの新製品、“AQUOS クアトロン プロ XL20”。

テレビーナの4つのポイント

テレビ―ナの特筆すべき要素として、以下の4つが挙げられた。

ポイント①
ふたつの画面で楽しさ2倍
テレビーナは、市販のテレビとスマートフォンを連携させて楽しむ、新発想のエンターテインメントである。

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ポイント②
子どもといっしょに遊ぶ安心・安全のコンテンツ
セガがピコやピーナで培った知育のノウハウを生かし、子どもとの“体験の共有”を加えた、安心で安全のコンテンツを提供。

ポイント③
体験を共有することで子どもを伸ばす
家族といっしょにテレビーナで遊び、「ほめられる」、「応援される」といった体験を通じて、子どものヤル気を引き出す。

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ポイント④
AR(拡張現実)でもっと楽しく
スマートフォンをかざすとテレビが操作できる、独自の画像処理技術“ARタッチ”を開発。子どもの好奇心を刺激し、遊びの空間を広げる。

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実際に触ってみた

では、実際にテレビーナの『ソニックとナゾの宝石』をプレイした感想について。

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ゲーム自体は、4つのピースにわかれたキャラクターが誰なのか当てるなど、子ども向けとあってルールがとっても簡単。筆者にも1歳半になる息子がいるが、もう少し大きくなればいっしょに楽しめそうな内容だった。

個人的におもしろいと思ったのが、スマートフォンをかざすとテレビが操作できる“ARタッチ”を使ったプレイ。

本作は、テレビとスマートフォンに別々の画面が表示されるが、スマートフォンをテレビにかざすと画面が変化。スマートフォンにテレビが表示され、周囲のアイコンをタッチしてもゲームがプレイできた。

アイデアによって、これまでとは違ったゲーム体験が期待できそうだ。

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▲“ARタッチ”を操作するときのスマートフォンの画面。

テレビ―ナがもたらす今後の可能性

近藤氏によると、「今後リリースされるアプリは、もっとゲームっぽいものが登場しますし、たとえば“デジタル読み聞かせシリーズ”など、ゲームではないようなものも登場すると思います」とのこと。

また、テレビーナはユーザーの成長と合わせて、提供するアプリを変えていく構想で、ユーザーが小学生、中学生と大きくなっていけば、知育以外のゲームアプリがリリースされる可能性もあるようだ。

すぐにハイエンドなゲームが登場するわけではないが、“ARタッチ”を使ったプレイは、アドベンチャーゲームの操作などにも流用できそう。

たとえば、物を調べる、敵を攻撃するといった操作はもちろん、カワイイ女の子にタッチしてコミュニケーションを取るといったことも実現可能だろう。

テレビーナの挑戦は始まったばかり。今後どのようなアプリが生み出されるか。セガとテレビ業界の動向に注目したい。

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