【TGS2014】でんぱ組.incが新曲を初披露!『ファントム オブ キル』スペシャルステージ

2014-09-22 03:28 投稿

プレス席で泣いた

東京ゲームショウ2014最終日となる9月21日、イベントステージにて”『ファントム オブ キル』×でんぱ組.incスペシャルイベント”が開催された。

本イベントでは、Fuji&gumi Gamesの第1弾スマートフォンゲームとなる『ファントム オブ キル』の紹介が行われたほか、大人気アイドルグループ・でんぱ組.incのスペシャルライブも行われた。

『ファントム オブ キル』
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『ファントム オブ キル』最新PV公開のはずが……

イベント開始と同時に、『ファントム オブ キル』のPV監修を担う、押井 守氏からのビデオメッセージが上映された。押井氏といえば、『機動警察パトレイバー』や『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』といった大ヒット作品を手がけてきた監督として知られているが、OPアニメーションの制作に本格的に携わったのは今回が初めてなのだという。

また、これまで仮バージョンしか公開されていなかった『ファントム オブ キル』のPVだが、今回の東京ゲームショウに合わせて完成版が公開される……と思いきや、「監修だからといって、いい加減な仕事はしたくない」という押井氏のただならぬこだわりから、完成したPVに再度手直しが入ることが明かされた。そのため今回は貴重な”未完成版”のPVが公開される形となった。

でんぱ組.incが『ファントム オブ キル』の衣装で登場!

本作の見所は魅力的なキャラクターということで、スペシャルゲストのでんぱ組.incが『ファントム オブ キル』のコスプレをして登場。彼女たちのセクシーな衣装に大きな歓声が上がった。

▲最初に登場した古川未鈴は”ティルフィング”のコスプレで登場。
▲ふだんの金髪のイメージから一転して、黒髪ロングの”マサムネ”のコスプレで登場した最上もが。
▲自身のイメージカラーと同じ白が基調の”レーヴァテイン”に扮するのは相沢梨沙。
 
▲成瀬瑛美は、両手に銃を装着しているのが印象的な”フライクーゲル”の衣装。
▲夢眠ねむは”アルテミス”のセクシーな衣装で登場して、会場を沸かせた。
▲かわいらしい金髪姿で登場したのは、”パラシュ”の衣装に身を包んだ藤咲彩音。

『ファントム オブ キル』について聞かれると、夢眠は「私は擬人化に萌えるタイプなので、武器の擬人化という設定に高まっています!」とコメント。メンバー全員が今回コスプレをして出演できたことに対して、喜びをあらわにしていた。

 

フジテレビとgumiが本気で挑むシミュレーションRPG

続いて『ファントム オブ キル』を手がけるFuji&gumi Gamesから、種田慶郎代表取締役社長と本作のエグゼクティブプロデューサー・今泉 潤氏が登壇。『ファントム オブ キル』のゲーム概要紹介が行われた。

▲種田慶郎氏(写真左)と今泉 潤氏(写真右)。

まず始めに今泉氏は「『ファントム オブ キル』を作るにあたってふたつのコンセプトを掲げた」と述べ、それが”戦略性とドラマ”だということを明かした。

本作には数多の武器をモチーフにしたキャラクターが登場することもあり、「キャラクターの名前と設定を考えるのに苦労した」(今泉)と制作の裏話も語ってくれた。

『ファントム オブ キル』は、片手で遊べる本格シミュレーションRPGと謳うだけあって、簡単操作で本格派のシミュレーションRPGを楽しめるようになっているようだ。

ゲーム内のバトルは、ターン制で進行し、プレイヤーは味方ユニットを操作して敵ユニットを殲滅する。ユニットにはジョブも存在し、ジョブごとで装備できる武器が決まっているとのこと。

▲ゲーム内の見せ場では、随所にアニメーションが入るようだ。

種田氏は「世界で成功しているgumiさんとタッグを組んだことで、皆さんの期待に応えられるものが作れると思った」とコメント。今回のプロジェクトへの強い自信を垣間見せた。

続いて今泉氏は「本作では各キャラクターのモチーフとなった武器の歴史も物語に絡んできます。そうした背景も汲み取っていただくことで、キャラクターに親しんでほしい」と述べ、ゲームの紹介を終えた。

でんぱ組.inc初の地上波冠番組”でんぱジャック World Wide Akihabara”放送決定

種田氏と今泉氏の発表後は、ライブ衣装に身を包んだでんぱ組.incのメンバーが再登場。かねてから発表があった、新曲の初お披目が行われると思いきや、メンバーから突然の発表が行われた。

なんと、でんぱ組.incが地上波では初となる(BS朝日では『でんぱの神神』という冠番組を持っている)冠番組”でんぱジャック World Wide Akihabara”が、10月19日26時50分より放送開始することが決定。

同番組は、秋葉原のオタクカルチャーを世界に向けて発信していく内容になっているとのこと。

▲会場では本邦初公開となる番組の予告編も上映。番組内で妄想デートのようなコーナーもあるようで、演技をしている自分たちの姿に赤面するメンバーも。

新曲を初解禁! さらに観客からのサプライズも

最後には、イベントラストにして最大の目玉である、でんぱ組.incによるライブがスタート。先ほど発表があった”でんぱジャック World Wide Akihabara”のテーマソングにもなっているという、新曲の『バリ3リパブリック』(仮題)を初披露した。

『バリ3リパブリック』(仮題)は電子音をふんだんに盛り込んだアッパーチューン。いまノリに乗っているでんぱ組.incの勢いを体現するかのような”攻め”の一曲となっていた。

『VANDALISM』や『でんぱれーどJAPAN』に並ぶハイテンションな楽曲に合わせてくり出される、激しいダンスにも注目だ。

新曲を披露しMCに入ろうとしたそのとき、会場にいるファンから「みりんちゃん!お誕生日おめでとう!」というサプライズメッセージが送られた。これは9月19日に誕生日を迎えた古川を祝うためにファンがイベント開始前から用意をしていたようで、イベント会場が真っ赤なサイリウムで埋め尽くされる形となった。

これを受けて古川は「小学校のころから通っている東京ゲームショウの会場でお祝いをしていただけて本当にうれしいです!」とコメント。昨年日比谷野外音楽堂で行われたワンマンライブ”夏のパッション!〜みんながいるし、仲間だもん!〜in 日比谷野外音楽堂”に続いて、今年もイベント会場で誕生日を祝す声が上がった。

その後「せっかく今日は皆さんにお越しいただいたので、もう少しライブをやらせてもらいたいと思います!」(古川)と、続けざまに『ちゅるりちゅるりら』をドロップ。なじみの楽曲が流れたことでファンのテンションもフルスロットルになり、会場内の歓声もいっそう高まった。

『ちゅるりちゅるりら』を歌い終えると、夢眠の「二次元最高だな〜。でんぱ組.inc、三次元でこの先大丈夫かな〜」と東京ゲームショウ用にアレンジされた一言を皮切りに、「不安」(最上)、「厳しい世界だからね」(相沢)といったおなじみの掛け合いがスタート。そしてでんぱ組.inc屈指のキラーチューンである『でんでんぱっしょん』が披露された。

こうしてでんぱ組.incが全3曲を披露して、イベントは幕を閉じた。イベントで紹介された『ファントム オブ キル』は現在事前登録を実施中なので、そちらも忘れずにチェックしておこう。

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