【新作】おばあちゃんと孫が交わす手紙にマジ泣き『昭和駄菓子屋物語』

2014-09-10 13:50 投稿

三丁目はいつだってノスタルジック

ビックリマンシールやキン消し、ガンプラやスーパーカー消しゴムなど、コレクター欲をくすぐられて育った幼少期。

空腹を満たすために連日訪れた駄菓子屋で、毎号購入していたファミコン通信(現・ファミ通)を読みながら、”ガバス”がどれくらい集まったか自慢していた。

今回レビューする『昭和駄菓子屋物語』は、それよりも昔、東京オリンピック開催前までさかのぼる。主要な登場人物は、このおばあちゃん。

▼さらに泣きたい人は続編も注目
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来店するお客さんから回収したお金(売り上げ)を元手に、仕入れる”お菓子”や”おもちゃ”のバリエーションを増やしつつ、駄菓子屋をパワーアップさせるのがプレイヤーの役割だ。

お菓子

効果:子どもたちが集まりやすくなる

おもちゃ

効果:仕入れ不足時の不満を軽減

そうじ

効果:レアガキの出現しやすい

おばあちゃんと交わす手紙がヤバイ

ゲームの進行に合わせて入手する手紙は、”すばる”という孫娘とおばあちゃんが交わす文通のようなもの。優しいおばあちゃんと孫、そんなふたりの平凡なやりとりのなかから、東京オリンピックの話題や、中学生入学など時代や成長の過程を知ることができる。

しかし、手紙の内容が徐々に変化。
お互い会えない距離ゆえのすれ違いなのか、反抗期からくる子供ならではの感情なのか。少しずつ、すばるの様子がおかしくなっていくのだ。

日々平穏。
ノスタルジックな昭和時代をのんびり楽しんでいたはずなのに、予想もしていなかった展開を迎える。

この手紙の結末を読んだとき、俺は、おっさんの俺の目からは涙が……。

「昭和とかマジだせぇ」とか、そんなこと言ってるそこの平成生まれ!

時代なんて関係ないから、これやっとけ。

家族とか、おじいちゃんおばあちゃん。
ともに生きられる時間には限りがある。

“ありがとう”

あたりまえのようでいて、なかなか言えないときもあるよね。

でも、できれば直接届けられるうちに伝えたい。
そう再確認できる素敵な『駄菓子屋物語』だったぞ!

P.N.深津庵

心にしみる育成ゲーム「昭和駄菓子屋物語」

メーカー
GAGEX Co.,Ltd.
配信日
配信中
価格
無料
対応機種
iOS 7.0 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 この App は iPhone 5 に最適化されています。Android 2.3 以上

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