【マイクラ攻略-匠への道-】第6回　水！　WATER！（前編）

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マイクラ世界の水の常識、“無限水源”

「池を作りたい」

そう思ったとき、穴を掘り、近くの海からバケツで一杯ずつ運んで穴にジャバー、を繰り返すのも、それはそれでデジタル世界なのにリアルな池作りとしておもしろい体験だ。しかし、これがちょっと広めの池になると、なかなか満タンにならず、水の往復運搬に苦労した人も多いのではないだろうか。

「そうだ、バケツをいっぱい作れば、一度にいっぱい運べるじゃん！」

と思い立っても、バケツひとつ作るのに鉄インゴットを3つ消費するため、鉄がなかなか集まらないサバイバルモード冒険初期だと、とてもそんな余裕もない。

しかし、マイクラ世界においては、そんな苦労をしなくともよい仕様が存在する。それが通称“無限水源”だ。

こうやって作った池の水をバケツで汲むと、通常、汲んだ分だけ水が減るところ、一瞬だけ減り、すぐに水量が回復する。

まさに、無限に湧き出る水源が生まれるわけだ。

これを覚えておくと、手軽に好きなだけ水を確保することができるし、元となる水もバケツ2つ分さえあればいいので製作のハードルも低く、拠点と海が離れている場合でも往復運搬をする必要もない。「家の前に広く穴を掘って人工湖を作りたい」といった莫大な水ニーズにも、たった2×2マスの水で対応できるのだ。

なお、横に3マス穴を掘って、左右の両端に放水しても無限水源は作れるが、この場合、真ん中のマスの水だけが無限となる。そして、4マス版と3マス版の両方に言えることだが、汲んだ水が回復するまでのわずかな間に他のマスからもすばやく連続でバケツで汲み上げると、水が枯渇してしまう。なので、正確には無限水源というよりは“水量自動回復水源”という認識のほうが正しいだろう。

滝の裏はトキメキ装置！　水の向こうに何かを隠せ

滝というのは激しく流れ落ちる水流によって“壁”をイメージさせるため、「その先に進むことができる」などとは考えない、意識の盲点になる……はずなのだが、好材料すぎるためか、RPGでは「滝の裏には必ず何かが隠されている」と言っていいほど、絶好の隠しスポットとなっている。

そこで、マイクラでもこれを利用して秘密の何かを作り、ひとりでニヤニヤしてみたい。

都合上、「滝」という表現をしているが、これは室内にも応用できる。

この秘密の縦穴のように、水に入って十字パッド真ん中の●ボタンを押しっぱなしにすると、ゆっくりと水の中を上昇できる。もちろん、何もしなければゆっくりと沈んでいくので、簡易エレベーターとしても使えるわけだ。

これを利用すると、ビルなどの高階層の建物を作ったときにあえて階段を設置せず、最後に一番上から放水するだけでエレベーター的なものになるので便利ではあるのだが、サバイバルモードでは水中での呼吸制限があるため、1階から10階くらいまでこれで移動しようとすると、あわや溺死の危険性も。

そこで、ある程度の階層ごとに“水のない空間”を作ってやれば窒息しないのではないか……と工夫を凝らしたのが、これ。

看板やハシゴには水を遮る効果があり、これらを利用して階ごとに水のない空間を作り出す。そのままだと、遮った場所から下はすべて水なしになってしまうので、改めてその階から水を流し直すことで、窒息死しない水エレベーターが可能になる……のだが、よくよく考えると普通にハシゴを設置して昇降するのと大して変わらないどころかケタ違いに手間がかかるだけなので、わざわざ作るのも如何なものかと思わなくもない。

この水エレベーター、他機種版では以前から当たり前のように利用されていたのだが、PE版はなぜか多機種版よりも水の勢いが強く、上昇はするものの、あまりにもジワ……ジワ……といった超スロー速度だったため、実用範囲ではなかった。しかし先日のバージョンアップにより水が弱まり、他機種版同様の使い方が可能に。これを機に、思う存分、水中に隠し縦穴を作って頂きたい。

さて次回は「海中に家を作りたいんだよ」というサブマリン野郎にも対応する、水のお話・上級編。これを“見ず”には語れないッ！

⇒中編

（著者／夢崎）

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