【注目アプリレビュー】海外でヒットした『スター・ウォーズ フォースコレクション』が日本解禁!

2014-05-05 10:00 投稿

コレさえプレイすれば……劇場最新作の予習も万全

本場アメリカはもちろん、世界各国に熱狂的なファンを生み出したスペースオペラの金字塔『スター・ウォーズ』シリーズ。いまさら説明不要な傑作だと思うけど、そのシリーズ最新作『エピソード7』が、2015年の世界同時公開をめざして撮影入り。オリジナルキャスト出演決定の一報には、筆者ならずとも一喜一憂したファミ通App読者も多いハズ。そんな年配ユーザー(?)にこそオススメしたいのが、海外で300万ダウンロードを突破したオフィシャル完全監修の逆輸入タイトル『STAR WARS FORCE COLLECTION』だ。

本作のゲームシステムは、いわゆる“カードを集める”タイプのソーシャルゲームながらも、ところどころで「この制作者は分かっているな!」と思わずつぶやいてしまうこだわりが満載。ぶっちゃけて言えば、集めたキャラクターのカードを眺めているだけでもニヤニヤできてしまう……、そんな本作の魅力となるポイントをまとめて紹介していこう。

▲劇中のワンシーンを彷彿とさせるバトルパートに加え、トリビア的な名言が戦闘待機に用いられていたりする本作。定期開催されるイベントなども、制作サイドの思い入れが感じられる。

フォースの担い手となり激アツバトルに参戦せよ

共和国と帝国が互いに銀河の覇権を懸けた闘争を続けるなか、フォースのライトサイドとダークサイドのあいだでも終わりなき闘いがくり広げられている世界。この『スター・ウォーズ』シリーズをベースとした世界観が本作の魅力であり、フォースの新たな担い手となったプレイヤーは、伝説のヒーローたちとともに銀河を旅しながらバトルに参戦していく。

なかには「この手のゲームをあまりプレイしたことがない」といったユーザーも居ると思うけど、そこはビギナーも安心のチュートリアルを完備。ちなみに基本的な操作もタップやスライド入力だけと分かりやすく、あまりゲーム慣れしていなくても手軽に楽しめる。

▲『エピソード4』冒頭シーンを彷彿とさせるプロローグでは、ブロッケードランナー艦内にレイア姫が登場。メインコンテンツのひとつ“クエスト”の進めかたをレクチャーしてくれる。

そんなプレイを盛り上げてくれるのが、本編劇中で実際に使用されていた楽曲や効果音の数々。タイトルバックに流れるテーマ曲はもちろん、それぞれのシーンに合わせた楽曲選択もかなりイイ感じ。なかでも個人的なお気に入りは、代名詞でもあるライトセーバーを振り回せるクエストパート。システム自体は単純だけど、「ジュビーン、ブォン、ブォン!」といった効果音が心地よく、思わず「もっと斬らせてくれ!」となること請け合いだ。

▲基本的にクエストパートでは、行動ポイントの“EP(1分1回復)”消費の攻撃で敵を倒して、エリアの攻略度を進めるタイプ。敵を倒すごとに経験値やクレジットなどが獲得できる。
▲エリアを守るボス戦闘は、対戦形式のカードバトル(後述)とフォーメーションバトルが存在。自分と同じフォース属性のキャラクターを支援すれば、ステータスアップして有利になる。

コレクター魂を刺激するファン垂涎のコレクション

そしていちばんの魅力となるのは、やっぱり本編『エピソード1』から『エピソード6』に登場した300種類以上のキャラクターカード収集。ダース・べイダーやルーク・スカイウォーカーを始めとした、歴代のオールキャストがトレーディングカードとなって登場する。ぶっちゃけて言ってしまえば、これだけでもファンなら遊ぶ価値アリ。しかも、カードバトルのユニットに使えるため、デッキを考える楽しみもあって一粒で二度おいしい。

さらに本作では、劇中に登場した多彩なビークル(乗り物)の“設計図”をクエストや争奪戦で集めることによって、戦闘ユニットとして建造が可能。このほかにもクエスト限定で入手できる、モブキャラクターをカード化した“スタックカード”などが集められる。

▲入手したキャラクターカードは、クレジットによる“強化”や、カード×2枚を融合させる“進化”でパワーアップ可能。なおビークルやスタックなどは、別の方法で強化していける。

ちなみにキャラクターカードの入手方法については、各種ポイントとの引き替えで“カードパック”を購入すればオーケー。課金アイテムを使わなくても、カードバトルで獲得可能な“AP”を貯めることにより、無料のカードパックを購入可能。課金アイテムの“クリスタル”を使ったほうが、レアカードを集めやすくなるといった感じだ。

▲そこそこのプレイでもAPが貯まりやすい仕組みで、1日当たり20枚以上を引くことも可能。実用レベルのレアカード封入率もそれなりに高く、最高ランク★×5も入っているようだ。

コレクションを生かしたデッキ構築のおもしろさ

ゲームとしての醍醐味は、収集したカードを使った対戦型のカードバトル。鍛え上げた戦闘ユニットをフォーメーション配置して、自分だけのデッキ(カードセット)を作成できることが大きな楽しみといえる。カードバトルと聞いて「ちょっと難しそうな感じかも……」なんて思うかも知れないけど、本作のカードバトルは完全フルオートなので心配無用。デッキさえ組んでしまえば、あとはバトル操作なしで勝敗が決まる親切設計だ。

スキルや攻撃レンジ、フォース属性など、勝敗のポイントとなる要素は多いけれど、パワー勝負が基本中の基本。合計コストが高いほど強いユニットを多く組み込めるため、バトル重視なら“パラメータPT”を多めに割り振るのがセオリーとなる。とはいえ、その分だけEPが少なくなってしまうので、プレイ序盤は均等に割り振ることをオススメしたい。

▲攻撃レンジや範囲を考慮し、コスト内で収まるようにユニット隊列を組むのが基本。バトル自体はフルオートとなるため、互いのデッキが持つ総合力により勝敗が決定される仕組みだ。

とりあえず、プレイヤーLv30までプレイしてみた感想としては、デッキ作成の思考作業がおもしろいけど……「スキル持ちのカードがもっと欲しい!」といった印象。全体的にスキル持ちカードが入手しづらく、デッキやフォーメーション構築を楽しむには、それなりのカード資産が必要な感じ。この辺りについては、追加カードに期待したいところだ。

その半面、低コストながら重宝したスタックカードは、個人的にもお気に入りな要素のひとつ。同種カードを重ねることでパラメータアップ可能で、デッキの穴埋めにも最適。カード資産が足りない序盤であれば、役立つこと間違いのでうまく活用していただきたい。

▲オフェンスバトルの敗戦時に消費してしまうデメリットはあれど、名脇役として活躍するスタックカード。ちなみにカード運のない筆者は、★×4カードまでしか引けませんでした……。

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STAR WARS FORCE COLLECTION

ジャンル
カードバトル
メーカー
KONAMI
配信日
配信中
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
iOS 5.1 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み。Android要件4.0以上。

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