【動画あり】アニメさながらのボリューム＆クオリティー『Tokyo 7th シスターズ』を触ってきた

近未来アイドルサクセスストーリーの開幕

ヤンキーどうしの熱いバトルで高い人気を誇る『暴走列伝 単車の虎』を提供するDonutsが、この冬新たにお届けする新作ゲームがこれ。iPhone＆Android向けに開発中のアイドル育成リズム＆アドベンチャーゲーム『Tokyo 7th シスターズ』だ。本作は50名以上のキャラクターが登場し、アイドルどうしが織り成す全50話以上の大ボリュームのボイスシナリオを収録。さらに、人気音楽プロデューサーであり作曲家のkz（livetune）さんが、テーマソングを手掛け、本作のためだけに完全オリジナル楽曲を提供。また、BGM＆キャラクターボーカル曲には、ヒゲドライバーさん、U-ji a.k.a 霊長類Pさんが参加。人気アーティストの楽曲で、軽快なビートと爽快感抜群のリズムゲームを楽しむことができる。

ファミ通App編集部では、このたび『Tokyo 7th シスターズ』の実機をプレイする機会を得ることができたため、今回はそこで判明した本作の情報をお届けしていくぞ。

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ユーザーインターフェイス周りの手触り感を動画で撮ってみた

まずは毎日ゲームをプレイしていくうえで、必ずお目にかかるであろうマイページ。そこには“ナナスタ”のシスターズ候補生たちのよき相談役であり、マネージャーでもある六咲コニーが大きく表示されている。コニーには“Live2D”機能が搭載されていて、プレイヤーが画面をなぞったりすると、その動きに合わせてコニーの視線も動いたり、表情が変わったりする。コニーをタップすることで専用ボイスが流れ、“Live2D”機能で表情変えながらプレイヤーに話しかけてきたり、独りごとをしゃべったりする。いったい何パターンのボイスが収録されているのか、その耳で確かめてほしい。

続いて、画面右下の“グローバルナビ”アイコンをタップすると、ゲームのメニューページへと移動。このアイコンからどのメニューへも遷移することができる。メニュー選択は、リング状のアイコンを指でスライドさせて選択する方式と、目的のアイコンを直接タップして選択する方式の2パターンがある。リング状のメニューの感度は思ったよりよく、目的のメニューをすっ飛ばしてしまうことも……。ただ、そのリング状のメニューがクルクルと回る音は、旧iPodのあのフリックホイールを回すときの、クセになる心地よさがあった。

つぎに、プロデュース＆レッスンを選択してみることに。ここでは、カードの強化を行える“グループレッスン”と、同じカードどうしを掛け合わせてカードを進化させる“スペシャルレッスン”、アイドルにアイテムをプレゼントして親密度を上げる“アイテムプロデュース”が行える。カードには、レアリティとしてG（ゴールド）、S（シルバー）、B（ブロンズ）の3種類が存在し、“スペシャルレッスン”を行うことでそれぞれGS（ゴールドスター）、SS（シルバースター）、BS（ブロンズスター）にアップできる。レアリティのアップと同時にカードのイラストも変化。ここらへんはオーソドックスなシステムと言えるだろう。

“スカウト”では、本作の舞台となる“Tokyo 7th”を探索して、未来のアイドル候補生たちと出会う。各エリアの探索を進めていくことで、シナリオが解放される。スカウト中は、画面のどこを自由にタップしても探索が進み、お金や経験値などを獲得していく。途中、画面を縦横無尽に跳ね返るアイテムアイコンが出現。これはうまくアイテムアイコンをタッチすれば、アイテムをゲットできる。これでゲットしたアイテムは、さきほどの“アイテムプロデュース”で使用する。ほかにも、ランダムでほかのプレイヤーに出会うこともあり、そこでフレンド登録をしたり、挨拶を交わすことができる。手に入れたアイドルカードは、カードを長押しすれば全画面で表示。これはスカウト以外のカード詳細画面でも同じことができる。

動画の最後に出現した“コレクトアイテム”は、6種類に分けられた限定アイドルカードのカケラだ。6種類すべてをコンプリートすれば、その限定のアイドルカードをゲットできる。ただし、プレイヤー自身では3種類までしかスカウト中に手に入れることができず、ほかのプレイヤーとのバトルに勝利して残りの3種類を集める仕組みになっている。この仕組みの説明を聞いて、“あったようで最近なかった”懐かしさを覚えた。

【プロフィール】 名前：六咲コニー CV：水瀬いのり 年齢:19歳 誕生日:7月7日　かに座 血液型:O型 身長/体重:159cm/44kg スリーサイズB85／W56／H78 ニックネーム:ジャーマネ 特技:好きな夢を自由に見れる 好きなもの:友だち、ドーナツ 所属:マネージャー

フルボイスのシナリオを特別に1話だけ先行公開！

今回撮影したシナリオは、エピソード1の第1話「アイドルなんてだいっきらい！」。“ナナスタ”の支配人として活動を始めるプレイヤーとマネージャーであるコニーの前に、春日部ハルが登場するシーンからシナリオがスタート。シナリオは、ひとつのエピソードにつき5話構成となっており、合計で10エピソード全50話の大ボリュームが収録されている。各エピソードごとに主人公の女の子が変わり、笑いあり涙ありのアイドルサクセスストーリーを満喫できる。このあと、ハルが……コニーが……プレイヤーが……どうなっていくのか大変気になるところではあるが、ストーリーの続きはぜひ自分の手でプレイして観てほしい。

【プロフィール】 名前：春日部ハル CV：篠田みなみ 年齢:16歳 誕生日:4月16日　おひつじ座 血液型:A型 身長体重:157cm/46kg スリーサイズ:B82/W57/H78 ニックネーム:ハル 特技:お掃除ですッ!! 好きなもの:歌うこと、キーホルダー 所属:高校生

もうひとつ気になるリズムゲームは……

本作のもうひとつの気になるリズムゲームパートであるが、現在最終調整中ということで動画におさめることはできなかった……。リズムゲームのゲーム性としては、流れる曲に合わせて出現する☆マークを特定の位置のタイミングに合わせて画面をタップし、スコアを伸ばしていくもの。また、出現する☆マークの種類によってタッチの仕方が違うらしい。出現する☆マークは、プレイするごとに完全なランダムで配置され直すということなので、毎回“初体験”を体験できる作りとなっている。難易度もイージー・ノーマル・ハードの3種類設が定されていて、音楽ゲームデビューの初心者から音楽ゲームなら自信がある上級者まで楽しむことができるだろう。ゲーム内に収録されている楽曲は、人気アーティストkz氏が手掛けるオリジナル楽曲が収録されており、随時楽曲追加も行われていくようだ。

余談になりますが、こんにちは竹中プレジデントです。

アニメを見るときは、ストーリーそっちのけでかわいいモブキャラを探し続けることが日課のライター、竹中プレジデントです。朝起きたら、ギャルゲーの主人公になっていないかなぁと夢見る永遠の17歳。……と言いたいところですが、今年で27歳になりました。2次元の美少女と聞けば、正統派のアイドルから“（仮）”的な彼女、戦艦までなんでもござれの雑食主義。今回はアイドル育成ゲームと聞いてワクワクしながら、実機プレイに参加させていただきました。いざ本作をプレイしてみて、まず最初の感想は、“シナリオパート・ストーリーが、秀逸である”ということです。最初のエピソードでは、各エピソードで女の子たちがアイドルを目指すことになったきっかけが丁寧に描かれていました。シナリオは1話1話がフルボイスで、1エピソード全5話で30分近いストーリーが用意されているみたいです。あのクオリティーとボリュームが、50話以上あるなんて信じられません！　スカウトでシナリオを開放していくだけで、プレイする価値が絶対ありますよ。試作プレイのあとは、僕と開発者の方と編集者とで自然と「お気に入りのキャラクターは誰か？」という座談会が始まりました。そのせいで、打ち合わせ時間の予定を1時間もオーバーに（笑）。この熱い論議については、また機会があればお話したいと思っていますが、おそらくないでしょう（笑）。話は反れてしまいましたが、「アイドルプロデュース」このたった10文字を考えただけで、今日も眠れません！　竹中プレジデント、勝手に超期待させていただきますっ!!

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