半数以上が課金ユーザー! ファミ通App的スマホユーザー白書

2013-12-07 14:00 投稿

スマホゲームユーザー約800人が回答

ファミ通Appでは、2013年11月5日~11月11日の1週間にわたって、スマホゲームに関するアンケートを実施。2013年にハマったスマホゲームやプレイスタイル、アプリを選ぶ際の基準などを約800人の読者に調査した。アンケートの男女比は(男性)8対2(女性)。もっとも多い職業は会社員、つぎが学生となっている。これを読めば、最近のスマホゲームユーザーの実体が見えてくるかも?

Q1.2013年にもっともハマったスマホゲームは?

まずは2013年にハマったアプリから。もっとも多かったのは、やはり『パズル&ドラゴンズ』。次いで『チェインクロニクル』、『ブレイブ フロンティア』といったタイトルが挙がった。それぞれ特徴は違えど、RPGという共通点があり、手軽に遊べるスマホゲームにおいても、継続して楽しめる奥深いゲーム性が求められていることがうかがえる。また、「ゲーム開始直後は課金しなくて遊べる」という点もヒット作の共通点と言えそうだ。上記3作品以外で名前が多く上がっていたタイトルと好きな理由も併せて掲載。

『パズル&ドラゴンズ』を好きな理由
・コンボが気持ちいい(20代/男性)
・まわりのみんなが遊んでいて話題になる(30代/男性)
・コラボやモンスターの追加などが頻繁で飽きない(20代/女性)

『チェインクロニクル』を好きな理由
・キャラクターそれぞれのストーリーがあり、やり込み要素が満載(20代/男性)
・有名声優が参加している(30代/男性)
・シンプルながら戦略性の高いバトル(10代/男性)

『ブレイブ フロンティア』を好きな理由
・ファミコン世代なので、ドット絵が非常に懐かしい(30代/男性)
・ドット絵も丁寧だが、BGMも非常にきれい(20代/女性)
・クエスト以外にも対人要素、ランキングなどがあるのがいい(20代/男性)

※以下、そのほかに票数の多かったタイトル

ガールフレンド(仮)
・出てくるガールたちがかわいいから(20代/男性)

クイズRPG魔法使いと黒猫のウィズ
・ふつうのゲームと違って自分のためになりそう(10代/男性)

クラッシュ・オブ・クラン
・村づくり、侵略、ユニットの育成のバランスがとれている(40代/男性)

ディバインゲート
・ダンジョンボスが落ちた時の喜びがすごく味わえるゲーム! システムもいいしキャラもかわいい&かっこいい!(20代/男性)

ドラゴンポーカー
・自分のせいで役が成立しなかったときのストレス……(笑)。だがそこがいい(20代/男性)

ドラゴンリーグX
・仲間との会話、仲間との戦い、仲間との出会いと別れ(30代/男性)

にゃんこ大戦争
・猫好きにはたまらない♪(20代/女性)

ぷよぷよ!!クエスト
・キャラがかわいいし、連鎖が楽しい(20代/女性)

BLOODMASQUE(ブラッドマスク)
・ストーリー性がピカイチで、アバターでキャラクターの見た目も変わるのでとても楽しい(30代/男性)

Plague Inc.-伝染病株式会社-
・細菌や病原菌が世界を滅亡させるという設定に惹かれた(20代/男性)

ラブライブ スクールフェスティバル
・ラブライバーとして、これだけはやらなければならなかった(使命感)(30代/男性)

Q2.月の課金はいくら?

スマホゲームと課金要素はいまや切っても切れない関係。そこで、月にいくらくらい課金しているのかを調査。全体の割合は以下のようになっている。

(有効回答数:565票)

プレイしているタイトル数やプレイ時間などに個人差があるため一概には言えないが、半数以上が何らかの課金をしているという結果に。スマホゲームにお金をかけることが自然の流れになっているという表れだろう。今後、この割合が課金と無課金のどちらに傾くかにも注目したい。

Q3.ゲームを続けようと思う、またはやめようと思うポイント

数多くのタイトルがひしめくスマホゲーム業界。ユーザーたちはどのような基準を持って遊ぶ、遊ばないを決めているのだろうか? それぞれのおもだった回答を以下にまとめてみた。

ゲームを続けようと思うポイントは?
・斬新な要素があるか
・アバターに多様性がある
・画面がわかりやすければ
・キャラクターが魅力的
・友だちと共通の話題になる
・サーバーが安定している
・リリースしたばかり
・最初のガチャでいいのが出るか
・操作性とロード時間を重要視しています
・社会人にも優しい仕様であることが必須

「キャラクターとゲームシステム重視する」という意見が多数。ビジュアル面だけでなく、斬新な要素があるかで遊ぶかどうかを決めている人が多いようだ。また、判断するポイントが「チュートリアルまで」というも多く、短時間で自分に合うゲームを見極めているユーザーが多い傾向にあるようだ。“ロード時間”や“社会人でも遊びやすい”といったゲームの内容以外の部分を気にする人いる点は、“隙間時間にサクッと遊びたい”というスマホゲームならではの特性と言える。

ゲームをやめようと思うポイントは?
・マンネリで飽きたとき
・課金などしないと続かない
・アップデートによる改悪
・同時に遊べるのは4つが限界なので、その中でいちばんつまらないものをやめる
・まわりでいっしょに遊ぶ人がいなくなる
・めんどうなプレイヤーに絡まれる

継続しているゲームをやめるきっかけとは? とくに多かった回答の中でも「課金しないと続かない」という意見は、課金要素のあるゲームの永遠のテーマ。課金要素やアップデートによるゲームバランスへの影響は、運営の力がもっとも試されるところであり、最終的には運営力によってユーザーが長く遊べるかどうかが決まっているように感じられる。また、ゲームを継続して遊ぶ場合もやめる場合も、ユーザーが判断するポイントが早く、きびしい目でジャッジされていることがわかる。数時単位で新しいアプリが投入されている昨今、“つまらなかったり飽きたたりしたら、すぐに別のゲームが遊べる”という環境が、プレイヤーのゲームを見る目を養うことにつながっているのかもしれない。

Q4.新作アプリの情報はどうやって得ている?

みんなはふだん、アプリの情報をどこで入手しているのだろうか? とくに多かったのは、“App StoreやGoogle Playのランキング”、“口コミ”といった回答。このほかに、FaceBookやTwitterなどのSNS経由で情報を入手している人も多いようだ。また、Webサイトやサイトのアプリから情報を集めているユーザーもおり、もちろんファミ通Appが多かったが、以下のようなサイトが挙げられていた。

あっぷす!
http://www.appps.jp/

AppBank
http://www.appbank.net/

アプリ学園
http://appgaku.com/

あんどろいどスマート
http://android-smart.com/

androidnavi
http://andronavi.com/

social game info
http://gamebiz.jp/

ゲームキャスト
http://www.gamecast-blog.com/

ミートアイ
http://web.meet-i.com/

予約トップ10
https://yoyaku-top10.jp/pc/r/ios/daily

こちらもぜひ!
ファミ通Appアプリ

▼下のダウンロードボタンからどうぞ!

編集後記

アンケートを通じて伝わってくるのは、スマホゲームのユーザーは新しいゲームとの出会いを日々求めているということ。いくつかのゲームを遊びつつも、その一方でつねに新しいゲームを探している。なお、アンケートの回答者でとくに多かったのが20代男性で、学生と会社員がほぼ半々といった具合。本企画を通じて、もっともスマホを利用している世代のゲームスタイルが垣間見えたような気がする。

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