【超熱血パズドラ部】第1492回:ブライダルガチャの結果は
2024-07-16 11:25
2013-10-25 19:10 投稿
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パズル&ドラゴンズ
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あがり症、緊張しいの人っているじゃないですか。
人前でしゃべったり、何かを見せたりしなきゃいけないときに極度の緊張に襲われ、身体や声が震えてしまったり、本来のパフォーマンスができなくなっちゃう人。当然、個人個人で程度の差はあって、「会議で意見を言うときにガクガクになる」という人もいれば、「カラオケに行っても、誰かが先に歌ってくれない限り自分の曲を入れられない……」なんて人もいる。
俺のまわりにいる人間では、なにげに中目黒目黒が極度のあがり症だ。
昨年の東京ゲームショウのとき、目黒がモデレーターになってステージ上でトークショウを仕切らなければならない……という戦慄のひと時があったのだが、このときのヤツの緊張ぷりったらなかった。本番の2週間くらい前から「緊張してきた……」と言い始め、ことあるごとに「やっぱ断ろうかな……」、「大塚さん、代わりに出てくださいよ……」とブツブツブツ……。いざ当日になったら、5秒に1回くらいの頻度で生あくびをし、5分に1回の割合でトイレに駆け込む。そして間もなくステージに……という段階では「身体から血の気が引いてきました……」と言い、「え?」と思って目黒の手のひらを触ったら、氷の彫像のように冷え冷えになっているではないか。人間、極限の緊張状態になるとここまで身体に変化があるんだなぁ……と、ヘンに感心してしまったことを覚えている。
いっぽうで、「ここ30年くらい緊張した覚えがない」と豪語する剛の者も存在する。“お花畑のお友だち”、“ペンギン村の住人”でおなじみの我が先輩、カミカゼ長田さんがそうで、テレビやイベントに出演したり、講演で数百人を前にしゃべる機会が多いにも関わらず、「1ミリも緊張しないわ。ていうか、緊張ってなんだっけ?」と真顔で言ってのける鉄の心臓の持ち主だったりする。
パズドラの山本大介プロデューサーは、どちらかと言うと長田さんに近いハートの所有者だと思う。何度かイベントや番組でご一緒させていただいているが、山本さんから「緊張する」というセリフを聞いたことがないからな。ただ最近、山本さんは、ニンテンドー3DS用ソフト『パズドラZ』のからみでテレビ東京の朝の生番組『おはスタ』に出演していたんだけど、「地上波の生番組は雰囲気が独特で、珍しくめちゃくちゃ緊張しました……」と青い顔で言っていた。そのときのシチュエーションで、アイアンハートにヒビが入ることもあるようだ。
では、俺はどうなのかというと、自己分析するに“山本さんタイプ”をさらに極端にした精神の持ち主なんだと思う。精神の振れかたがちょっとおかしくて、たとえばテレビ番組やイベント、トークショウなど、大勢の前でしゃべったり、何かをしなければならないってときほど緊張しない。1ミリも。それどころか、「俺にもっとしゃべらせろ」とすら思う。
これだけ読むと、「まあ、なんてずうずうしいの」と世の奥様方は思うかもしれないが、“振れかたがおかしい”と書いた通り、逆に振れてしまったときはじつに始末が悪い。どういうことかと言うと、たとえば同僚4、5人と会議をしていて自分の意見を言わなきゃいけないとき、突如としてド緊張したりするのだ。緊張のあまり頭が真っ白になって、理路整然としていた論理を披露することなく、「ぼぼぼボクは、○○さんのいいい意見に賛成、れす……」と震え声をどうにか出してハァハァと荒い息をついたりする。規模が大きくなるとすぐに開き直れるのだが、中途半端な人数の視線にさらされると精神に異常を来たし、本来のパフォーマンスを発揮できなくなるタイプ。大塚角満とは、そういう人間なのである。
「さあさあ、大塚さんの番ですよ。僕は17000点、目黒さんは13000点ですからね。ガチ勝負っすよ!!」
ちょっとすっぱすぎるレモンサワーを舐めながら、山本プロデューサーが煽ってきた。目黒も、「大塚さん、ふだんまったく緊張しないんだから大丈夫っしょww」と笑っている。
俺が持つスマホの画面には、パズドラのタイムアタック用アプリ“パズドラチャレンジ”が表示されていた。この日、フラリと集まった3人で酒を飲んでいるうちにナゼか「パズチャレ勝負をしよう!」ということになり、順番でプレイしていたのである。我々のほかにギャラリーとして、「パズドラ、大好きです!」と言ってくれたそのお店の女子店員が見守っている。俺は吠えた。
「よーし、いまからベストパフォーマンスを演じてやっからな!!! 連鎖の神髄を見せてやる!!!!!」
ド・レ・ミ・ファ・ソ~~~!!!
軽快な効果音を鳴り響かせ、俺は最初の敵であるカグツチを葬った。
--そして、5分後。
「ハイ終了www 大塚さん、タイムオーバーwwwww」
山本さんが、のた打ち回って笑った。目黒は、「大塚さん、なんでこういうときだけド緊張するんすか!!!!www」と呆れ顔だ。気が付けば女子店員は、いつのまにか目の前から消えている。俺はヨヨヨと泣き声を出した。
「ぼぼぼ、ボクはそういう人間なんれすよ……>< いまこの場に300人くらいの観衆がいたら、いくらでも超絶プレイをお見せできたのに……><」
いやゲームショウのイベントのときもタイムオーバーだったけどね……。
こんな突発的な勝負、もう二度としないぞ……。
大塚角満Twitterアカウント→@otsuka_kadoman
大塚角満(おおつか・かどまん)……週刊ファミ通、ファミ通コンテンツ企画部副編集長。編集業務のかたわら、執筆活動を精力的にこなしており、多数の連載記事を持つ。著書に、『モンスターハンター』シリーズのプレイ日記をまとめた『逆鱗日和』シリーズが9作、『ダークソウル』のプレイ日記をまとめた『折れてたまるか!』シリーズが2作品ある。現在、ファミ通.com上でブログ“大塚角満のゲームを読む”、“『ドラゴンズドグマ』で暮らす”、アメーバブログで“大塚角満のブログ”などを連載中 ※ゲームを“読む!”はこちら ※大塚角満のブログ (Ameba) |
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