ブシロードが新作TCGで世界へ挑む! 新作アプリもプレイアブル出展

2013-06-14 20:15 投稿

●ブシモ新作が東京おもちゃショーでお披露目!

東京ビッグサイトで行われている”東京おもちゃショー2013″に、ブシロードが出展。ブシロードは、トレーディングカードゲーム(TCG)を扱う企業では国内最大手であり、数々のスマッシュヒットを生み出した。そして、昨年にはスマートフォンのゲームプラットホーム”ブシモ”を開設し、こちらでも得意のTCGを主体としたタイトルを提供し人気を呼んでいる。そんなブシロードが”東京おもちゃショー2013″で新作アプリのデモンストレーションを行っていたので、実際にプレイしてきたぞ。

 

●ご当地ヒーロー大集合!

ブシロードが提供するスマートフォンゲームのプラットホーム”ブシモ”で新たに配信されるタイトルは『全国ヒーロー スラッシュバトル』。本作は、日本全国のローカルヒーローたちが一堂に会し、悪の怪人たちと戦う、カードを使ったRPGとなっている。また、本作には、もはや知名度は全国区となった沖縄の“琉神マブヤー”や、ブシロードが生み出した、プロレス技で戦うヒーロー“ファイヤーレオン”をはじめとした、30人以上のローカルヒーローが登場するようだ。

ゲームシステムは、シンプル。ローカルヒーローたちのカードでチームを編成して、敵とバトル。バトルは、ただカードを出して眺めるだけではなく、ちょっとユニークなものとなっている。画面下部から出現するボールをスワイプすると、そのボールに対応したヒーローにパワーがチャージされ、それで敵を攻撃するといった具合だ。イメージとしては、過去に大ヒットを飛ばしたシンプルアクション『Fruit Ninja』にRPG要素を加えたといったところ。また、各地方の名産品を集めていくというシステムも搭載されているので、人によってさまざまな楽しみかたができるようになっているのも特徴だ。

『全国ヒーロー スラッシュバトル』は、2013年6月に、iPhone/Androidで配信予定。基本無料のアイテム課金アプリとなるとのこと。

▲下から跳びあがってくるボールは、重力に任せて自然落下する。落ちて画面から消えてしまう前に、指でスパパッ!とボールをカットしよう。▲ローカルヒーローたちは、それぞれ必殺技(スキル?)が用意されている。いざというときは、必殺技でトドメをさそう!

 


●新作TCG発表というサプライズも

また、ブシロードはこのたび新作TCG『バディファイト』も発表。本作をきっかけに世界一のカードゲーム会社を目指すと語るブシロード代表取締役社長の木谷高明氏は、『バディファイト』における3つの戦略を説明。ひとつは小学生をメインターゲットとしていること。低年齢層向けへのアピールとして、2013年冬にはコロコロコミックで漫画連載が始まり、2014年年始にはテレビアニメ放送もスタートするという。ふたつ目は世界同時発売。木谷氏は、「カードゲームはひとつのジャンルではなく、すでに業界となっている」と語った上で、最近のカードゲームを取り巻く状況について「近年は世界的に、低年齢層のTCG離れが加速している。これは業界の危機」と説明。そこに対して楔を打ち込むために作られたのが『バディファイト』となる。では、『バディファイト』が他のTCGと何が違うのか。それが3つ目の戦略、ルールの簡略化になる。新しいTCGが発表されるたびに“簡単なルール”という謳い文句は叫ばれてきたが、本TCGについては、アニメや漫画を見て、そのごっこ遊びをするだけである程度のルールがわかるようになるとのこと。また、いままでのカードゲームの中では試合時間がいちばん短いのも特徴となる。本TCGは、2014年1月に世界同時発売される。

▲『バディファイト』の発表には、株式会社ブシロード代表取締役社長の木谷高明氏(写真中央)のほか、コロコロコミック編集長の村上考雄(ムラ神様)氏(写真左)、アニメ制作を担当するオー・エル・エム代表取締役の奥野敏聡氏(写真右)も出席した。

本TCGの追加情報が気になる人は、2013年10月に開催予定のブシロード戦略発表会や、同年11月末予定のバディファイトカンファレンスを逃さずチェックしよう。

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