【E3】スクエニの新作RPG『BLOODMASQUE(ブラッドマスク)』をいち早くプレイしてきた!

2013-06-14 04:25 投稿

●アップルも激賞するハイクオリティなグラフィック

 

E3開幕と同時に発表された、スクウェア・エニックスの最新作『BLOODMASQUE(ブラッドマスク)』。iPhone向けで開発中の本作は、『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』、『3DS超速変形ジャイロゼッター アルバロスの翼』などを手掛けた市村龍太郎氏によって産み出される渾身の一作となる。従来までのスマゲとは一線を画すほどのリッチでハイクオリティなゲームに仕上がってそうで、「プレイしてみたい!」と率直に思った我々は、E3会場にて本作のプロデューサー市村氏とアシスタントプロデューサー藤永健生氏を直撃。この記事では両氏へのインタビュー記事に先駆けて、取材で明らかになった『BLOODMASQUE』の基本情報をお届けする。

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【E3】スクエニの本気作『BLOODMASQUE(ブラッドマスク)』が発表 『ドラクエ』の市村氏が着手

 

●『BLOODMASQUE』の基本

物語の舞台は、我々が知るそれとは少し異なる19世紀末のフランス・パリ。人類がヴァンパイアに支配され闇夜に包まれた世界で、プレイヤーは “ヴァンパイア”と “人間”との混血でもある、夕闇の狩人・”ヴァンパイアハンター”の一員となり、人類を支配するヴァンパイアたちに戦いを挑むという設定。プレイヤーはヴァンパイアの力を呼び覚まして戦うことになるのだ。

動画や画面を見ていただければ一目瞭然だが、何よりも超美麗なグラフィックが魅力。「iPhoneやiPadでここまでできるのか? というくらい追及しています。Appleさんも驚愕だったんで(笑)」とは市村プロデューサー。パリの街並みをこれでもかと再現しており、グラフィックを一度見れば息をのむはず。ゲームはアクションRPGで、街を探索をし、さまざまなミッションをこなしながら経験値をあげ、武器防具を強化し、より強敵なヴァンパイアを倒していくことが基本的な流れとなる。待ちうけるヴァンパイアは女性、巨大、マッチョと多種多様。それぞれの動きをきちんと見極めて、確実に攻撃を加えていくことが攻略の近道となる。

 


●最大の特徴”顔写真を使用したキャラクターメイキング”を体験

『BLOODMASQUE』を語る上でまず忘れてはいけないのが、顔写真を使用してキャラクターを作成することができる点だ。実際に中目黒目黒の写真を使用してキャラクターメイキングをすると、本人そっくりのキャラクターがモニターに登場。その再現度の高さに編集部員全員が度肝を抜かされた。

 

 

中目黒目黒の顔写真を使用して作られたキャラクターがこちら。顔のモデリングが実物と瓜二つなのは一目瞭然。また、骨格・肌の色・髪型などを自由にカスタマイズできるので、実物と同じ顔でありながら、どこか違った雰囲気の自分を作り上げることも可能だ。ちなみに、鼻の高さもきちんと表現され、メガネもそのまま反映されるのもポイント。

 

▲肌の色、髪色、骨格を自由に変更できる。

 

▲装備を変更すると見た目にも変化が

 

●『BLOODMASQUE』のゲームシステムをチェック

 

■探索編

このゲームの基本は、王道RPG同様に、街を探索することで住人たちから“ミッション”を受けたり、敵を倒しながらドロップアイテムを集めたりと、ストーリーを進めていくことが核となる。探索に入る前には、昼と夜から時間を選択することもできる。ヴァンパイアに支配されている街ということもあり、夜の方が住人の数が多くなっている。昼夜で獲得できるアイテムも変化するとのことで、ダンジョンに潜る時間もキーポイントになりそうだ。なお、住人から受ける事ができるミッションは、ヴァンパイアを討伐しつづける“ノーマルミッション”と、物語の核に迫るストーリーが内包された“ストーリーミッション”の2種類が存在する。

◆探索ムービー(昼)

◆探索ムービー(夜)

▲「360度すみずみまで作り込んでいる」と藤永氏が言うとおり、背景にある建物まで相当描きこまれているがうかがえる。

 

■バトル編

ヴァンパイアとの戦闘時における操作はいたってシンプル。“画面をタップして攻撃”“スワイプで回避”といったふたつの基本動作を覚えておけばオーケー。敵の攻撃に合わせてタイミングよくスワイプをすると、“パリィ(敵の攻撃を受け流すこと)”と似たようなチャンスタイムに。連打で攻撃をぶち込もう。また、攻撃によって画面上部の円形部分のエネルギーが貯まっていく。満タンになると必殺技をぶちこめるが、ヴァンパイアに吸血されるとそのエネルギーを吸い取られてしまうので要注意だ。

ヴァンパイアは最初の戦闘時は人型状態で戦うが、HPが減ってくると真の姿をあらわにする。変身したヴァンパイアを追い詰めて瀕死の状態にさせたら、画面の指示どおりにタップして敵の心臓に“杭”を打ちつけよう。この杭はゲーム内アイテムとなっており、杭のレアリティによってヴァンパイアから入手できる“血液(経験値)“やドロップアイテムが変化。現時点で、杭には“金の堅杭”(課金対象アイテム。効果は絶大!)、“銀の杭”(ゲーム内通貨で購入するアイテム)、“木の杭”(探索などで発見できるアイテム)の3種類が用意されている。鉄の杭は探索中に街で発見することも可能とのこと。プレイヤーは血液の採取と装備を変更することによって、キャラクターを育成していくのだ。

■バトルシーンプレイムービー

▲バトルの前にはフルボイスのイベントが入る。また、ヴァンパイアの種類は上記のようなオーソドックスなもののほかにも複数種類いるようだ。
▲左上の玉が満タンになると必殺技が発動

 

本作にはソーシャル要素も搭載されているが、プレイヤーどうしのコミュニケーションを強制させない程度のゆるいレベルで作られている。他プレイヤーを仲間にして戦うにはお互いにフォローをする必要があり、片方だけがフォローしている状態では仲間にすることはできない。また、Facebookにも連動しているので、そこから友だちを招待することも可能だ。バトルは基本的に自分+ふたりのフレンドで行う。勝利した場合は、ふたりのフレンドに血をわける(経験値をわける)ことができ、プレイをしていないときでもキャラが成長する可能性がある。

 

バトル終了後には、共闘した他プレイヤーに対して“いいね”をすることができる。”いいね”をすることでキャラクターのステータスに変化は起きないが、”いいね”の量は他プレイヤーが自分をフォローする際にひとつの指標になるだろう。”いいね”をたくさん集めておけば、強力なプレイヤーが仲間になってくれるかも!?

 

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