グリーが2013年度第3四半期決算発表 営業利益108億円も減収減益に

2013-05-14 17:46 投稿

●次期成長戦略は“選択と集中”

グリーは、2013年度第3四半期決算を発表した。売上高378億円、営業利益108億円の数字を出すも、前四半期・前年同期と比べて減収減益となった。これを受けて同社は、「海外事業は好調であったものの、国内タイトルの売上が計画を下回って推移した」という。国内では、スマートフォンタイトルのコイン消費は増加したが、計画を下回って推移。フィーチャーフォンのコイン消費が予想以上に落ち込み、スマートフォンでの自社タイトルが奮わなかったことが挙げられた。それに対し、海外ではUSスタジオのタイトル『Crime City』や『Modern War』が好調に売上を伸ばし、コイン消費が倍増するという結果になった。今回の決算発表にともない、第3四半期の実績、及び足元の業績動向を踏まえ、通期業績予想を下方修正する見通しとのことだ。今後の成長戦略として、同社は国内スマートフォン市場と海外市場における成長拡大を目指す基本方針は変わらず、“選択と集中”をスローガンに掲げて取り組んでいくという。また、タイトルを絞り込み、注力タイトルの開発と品質向上を進めることで、コストを抑えヒットタイトルの確度向上を狙うことも表明した。

 
 

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