【三国志を抱く】クローズドベータテスト開始直前! 注目ポイントはココだ!

2013-04-23 00:00 投稿

『三国志を抱く』を遊ぶ 最新バージョンで見えたアプリの魅力とは?

PCやタブレットPC、スマホを使い分けて、いつでもどこでも遊べるクロスプラットフォーム型MMORPG『三国志を抱く』。2013年4月24日から実施予定のクローズドベータテスト(募集は終了)を目前に控え、『三国志を抱く』の最新バージョンをプレイすることができた。ゲームシステムについて、前回のテストプレイ(⇒記事はこちら)よりも細かいところまで確認できたので、今回はクエストやバトルについていっそう踏み込んだ情報をお届けしよう。

▲小説『三国志演義』の英雄や美女が総出演! 彼らの人物像に迫るクエストも豊富に用意されている。
▲プレイヤーはオリジナル君主を作成して天下統一の覇権争いに参戦。仲間にした武将を率いてターン制バトルで勝利を目指す。

 

“語られたことのない『三国志』”も語られる! 膨大なクエスト群

クエストは大きく分けて、『三国志演義』のストーリーに沿って展開するメインクエストと、オリジナルエピソードが描かれるサブクエスト(ゲーム内での呼びかたは“番外編”)がある。メインクエストは、『三国志演義』の物語がとことん忠実に再現されているのが特徴。話の展開にオリジナル要素を交えず、あくまでプレイヤーが原作を追体験できるように構成されている。また、クエストのボリュームもとにかく圧巻! たとえば、物語の冒頭部分にあたる“1幕 乱世の始まり”だけでも500以上のクエストに分かれていて、各章が複数のクエストで成り立っている。一連のクエストをすべてクリアーすると、つぎの章や幕に進めるわけだ。まだはっきりとした数は未定とのことだが、物語の“幕”はかなりの数が収録されるので、クエストの総数もそれだけ膨大になる。序盤のチュートリアルを兼ねたクエストを進めるだけでも軽く1時間は超えてしまうほどだったので、遊び応えは十分だ。クローズドベータテストで体験できるイベントは、有名な“黄巾の乱”(後漢末に起きた農民の反乱)や“桃園の誓い”、董卓(後漢末に専横を極めた群雄のひとり)の敗北まで。『三国志演義』のメインキャラクターたちが自分の国さえ持っていない、物語のほんの序章だが、かなりの時間をかけて三国志の世界が楽しめる。

▲『三国志演義』のストーリーを膨大なクエストを通して追体験。原作の小説を読んだことのないプレイヤーも物語の世界を知るのに最適!
▲クエストの冒頭に流れるイベントシーンは、クエスト日誌(クエストリスト)からいつでも鑑賞できる。

『三国志演義』の物語に忠実なメインクエストとは対照的に、サブクエストのほうは本作ならではのエピソードが盛りだくさん。中でもとくに目を引いたのが、登場人物にスポットを当てたクエストだ。“関羽の過去”、“孫堅の過去”など、正史にも『三国志演義』にも登場しないエピソードが本作独自の解釈で描かれる。もちろんサイドクエストも、メインクエストと同様にいくつかのステップに分かれていて、すべての課題をクリアーするとひとつのエピソードが完結する構成になっている。ほかの『三国志』ゲームでクローズアップされることが少ない脇役のキャラクターにまで焦点を当てているのがおもしろい。

多彩なユニットを使い分けて勝利をつかめ!

本作のバトルシステムは、自分の順番が巡ってきたら自軍ユニット(部隊)の行動を選ぶターン制になっている。戦術級シミュレーションゲームに近い感じだが、コマンドは基本的に移動と攻撃のみで、戦いを有利にする武将のスキルも確率で自動的に発動するので、複雑な操作はとくに必要ない。とはいえ、オリジナル君主のスキル発動のタイミングや、武将の配置によっては特別攻撃も発動するため、何も考えずユニットを適当に動かしていると、いつの間にか味方が敵に囲まれたりするので、状況に合わせてユニットをうまく立ち回らせるプレイヤーの戦術眼は重要だ。

▲マス目状に区切られた戦場マップで、敵味方のユニットが激突! クエスト中の戦いでは、敵の増援が現われることも。
▲スキルは頻繁に発動するため、有能な武将を参戦させていると敵の兵力を効率よく減らせる。スキルの演出も派手で痛快!
▲自軍のユニットが壊滅しても、一定のあいだ待つと兵力がある程度回復した状態で戦線に復帰する。最後まで逆転のチャンスあり!

バトルに参加できる自軍の武将はオリジナル君主を除いて最大4人。味方の武将なら誰でも参戦できるが、軍を率いる主将は等級が“S級”の武将しか選べない。等級は武将の地位のようなもので、たとえば劉備や関羽、張飛などのおもだった武将は、仲間になった時点で初めから最高位のS級であることが多い。ただし、主将になれないA級やB級の武将でも、武将昇給に成功すると、一定の確率で等級を上げることが可能だ。

また、武将が率いる兵士のバリエーションも非常に多彩。一般的な歩兵には義勇兵、訓練兵、正規兵といった強さの違いがあり、さらに特定の兵器を持たせた衝車兵、投石車兵、火炎車兵といったユニットも登場する。出撃武将だけでなく、兵士の種類も戦局に影響するのだ。

▲軍営戦に臨むときは、目的に合った兵士を連れて行くと戦いが有利!

 

さまざまなシチュエーションで白熱のバトル

天下統一を目指すうえで、戦いは避けて通れない道。内政で力を蓄えて大規模な戦力を動員できるようになったら、他勢力に野戦や攻城戦を仕掛けて領土を拡大していく。また、城や領地のほかに、“金鉱”を攻め取ることもできる。金鉱を多く確保すると収入が大きくアップするので、国や軍をよりいっそう増強できるようになる。そのほか、いわゆるチーム戦に相当する“軍営戦”(PvEとPvPの両方が可能)や、MMORPGならではのマルチプレイ対戦も充実している。

▲要塞や関所、渓谷など、さまざまな地形のマップが戦いの舞台になる。
▲城内マップで戦いをくり広げる攻城戦も展開する。

 

原作の空気感を守りつつオリジナル要素も楽しめる三国志ゲーム

『三国志』をテーマにしたオンラインゲームは数多いが、『三国志演義』の物語を膨大なクエストで忠実に再現しているゲームは貴重な存在だろう。一方で、原作では触れられていないエピソードを盛り込んだサイドクエストもたくさん収録されているので、『三国志』をよく知るファンにも新鮮な驚きがあるはずだ。バトルについては、軍を編成したり、ユニットをうまく立ち回らせたりと、プレイヤーができることは多いが、1回の戦闘にかかる時間は長くても5~10分程度。簡単すぎず、かといって「戦闘が長すぎる!」と感じることもなく、ちょうどいいバランスだと感じた。

2013年4月24日から始めるクローズドベータテストでは、レベルキャップが30に設定される予定。レベル10以上になると自分の同盟を設立できるようになるので、クローズドベータテストの参加者はさまざまなクエストを楽しみつつ、同盟を作ってほかの同盟と対戦することを目指してはいかがだろうか?

 ライター/ムライサトシ

 

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『三国志を抱く』とは?
ウェブブラウザだけでなく、スマートフォンやタブレットなど、多様なプラットフォームで同一のゲームをプレイすることができる、ネクソン初のクロスプラットフォーム型シミュレーションRPG。ゲームはすべて連動し、いつでも、どこでも、好きなときにゲームの続きをプレイすることができる。三国志演義のストーリーを背景とした本格的な歴史戦略MMO RPGとなっており、登場する背景や人物、武器や服飾などの細部まで表現。プレイヤーは、三国志に登場する約200名の武将たちを指揮し、各武将固有の戦略(スキル)を通じて戦略的な戦闘を楽しめる。
※『三国志を抱く』の公式サイトはこちら

三国志を抱く

メーカー
ネクソン
配信日
2013年
価格
無料(アイテム課金あり)

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