好みの曲がドンドン見つかる音楽プレイヤーアプリ『Groovy』配信

2013-03-28 17:55 投稿

●100万曲以上の音楽を提供
ディー・エヌ・エーは、Android端末向け音楽プレイヤー『Groovy』を2013年3月28日より配信開始した。

本プレイヤーは、プレイヤー内で配信されている楽曲を選択し、45秒間だけ聴ける“無料視聴”と、アプリ内で購入・収集できるプレイチケットを消費することで1曲すべて聴ける“フル再生”が用意。ふた通りの視聴方法で楽曲を楽しむことができるアプリだ。気になる提供楽曲は、レコード会社、音源提供会社が39社参入し、楽曲数は100万曲以上を提供。今後さらに楽曲数の充実を図っていくという。『Groovy』では、各ユーザーが好きな楽曲を再生するだけで、音楽の好みを通じたユーザーどうしのつながり、“ミュージック・インタレストグラフ”というものが形になっていく。グラフをもとにユーザーにあったアーティストや音楽ジャンルの情報を随時更新、表示し、ユーザーが聞きたいと思う曲が自動的に集まるということだ。また、気になったユーザーをフォローすることで、そのユーザーの聴いている曲を知ることができ、好みの音楽からコミュニケーションが広がる新しいコミュニケーションツールの役割も担っている。

■参加レコード会社および音源提供会社(50音順)

株式会社アップフロントワークス
株式会社アミューズ
株式会社 EMIミュージック・ジャパン
株式会社イーライセンス
エイベックス・マーケティング株式会社
株式会社A-Sketch
エグジットチューンズ株式会社
株式会社ガルル・レコード
キングレコード株式会社
株式会社KSR
株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント
株式会社スクウェア・エニックス
株式会社スペースシャワーネットワーク
SMOOTHNOTES PUBLISHING
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
チューンコアジャパン株式会社
株式会社テイチクエンタテインメント
有限会社デンジャー・クルー・エンタテインメント
株式会社トイズファクトリー
株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ
株式会社ドリーミュージック
ナクソス・ジャパン株式会社
日本クラウン株式会社
日本コロムビア株式会社
株式会社バップ
株式会社ビーイング
BMP Broken Music Publishing
ビートインク有限会社
ビクターエンタテインメント株式会社
株式会社ヒップランドミュージックコーポレーション
株式会社ポニーキャニオン
株式会社メディアファクトリー
株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
株式会社ヤマハミュージックパブリッシング
ユニバーサル ミュージック合同会社
株式会社ライツスケール
株式会社ランティス
株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
渡辺音楽出版株式会社

■『Groovy』各画面の一部を紹介

●「新しい音楽の楽しみかたを、多くの人たちに体験してもらいたい」(守安)

ディー・エ ヌ・エーが、今年1月の新ロゴ発表会の場で、新たなる展開のひとつとして発表した、スマートフォン専用音楽プレイヤー『Groovy』。同社としては初となるこの音楽サービス『Groovy』が、上記のとおり2013年3月28日から配信を開始したことを受け、都内にある原宿クエストホールで“『Groovy』サービスイン記者発表会”が開催された。

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この記者発表会には、同社の代表取締役社長の守安功氏が登壇。まず守安氏は、「今年から“Delight(喜び・楽み)”&“Impact the world(世界規模のインパクトを創出)”というテーマのもと、サービスの多角化、グローバル化を掲げておりますが、その取り組みのひとつとして発表し ていたスマートフォン向け音楽サービス『Groovy』について、Android端末先行で正式に配信を開始いたしました」と、集まった報道陣に挨拶。続 けて、“音楽プレイヤーとして魅力的”、“ひとりひとりの好みの音楽がつぎつぎ集まってくるミュージックインタレストグラフ”、そして“ハイブリット型音 楽配信という配信方式”という3つの特徴を持っているのが『Groovy』であると説明。「3つの特徴の詳細については、島田(『Groovy』事業責任 者)からお伝えします」(守安)としたうえで、「『Groovy』ならではの新しい音楽の楽しみかたを、多くの人たちに体験してもらいたいと思っています」 とまとめた。

守安氏からバトンを受けて登壇したのは、『Groovy』事業責任者であるディー・エヌ・エーの島田智行氏。守安氏から明かされた『Groovy』の3つの特徴について、改めて島田氏がその詳細を説明した。まずはメインとなる音楽プレイヤーとしての機能についてだが、「ビジュアルを多用し、『Groovy』で購入した自分のアルバムを画像リストとして見ることができます。もちろんアーティストの一覧もテキストベースではなく、最新のアーティスト画像が表示される」(島田)とのこと。ちなみに、アーティストを選択すると、そのアーティストの楽曲が表示され、聞きたい楽曲を選べば音楽が再生され、歌詞も表示されるという(サービス開始時は90万曲分が歌詞表示に対応)。また、『Groovy』を利用する以前に端末にダウンロードしている音楽データについても、『Groovy』内で同様に再生できる機能は、音楽ファンにはうれしい。

つぎに、ふたつ目の特徴である“ミュージックインタレストグラフ”について。これは音楽のレコメンド機能のことで、ユーザーは特別なことをすることはなく、『Groovy』でただお気に入りの曲を聴き続けると、その楽曲とアーティストのファンであることがわかるように、その情報がフィードに流れて、ほかのユーザーがチェックすることができるというもの。ほかのユーザーもフィードに流れてきた情報に対して、“いいね”をしたり、コメントもできる。そうして『Groovy』ユーザー間で交流が生まれ、「この人と音楽の好みが似ている」と気になった人がいれば、その人のプロフィールや、どんな曲を聴いているのかもわかる。そしてフォローすることで、フィードに自分と同じ嗜好性を持った人のアーティストや楽曲情報が流れてくるという、まさに好みの曲がつぎつぎと集まってくる機能と言える。

そして最後の特徴、“ハイブリット型配信”。これは、フィードに集まってきた楽曲に関して、45秒間無料で視聴できるモードや、プレイチケットという課金や特典として入手できるチケットを使ったフル再生モード(プレイチケット1枚で1曲まるまるストリーミングで聴ける)、さらに気に入った楽曲はダウンロードして購入することができるという、さまざまな楽曲配信方式が採用されているところが特徴とのこと。また、ダウンロード購入については、一度購入しておけば、機種変更をしたときなどに何度も再ダウンロードできるという仕組みも取り入れており、こちらもユーザーにはありがたい機能と言える。

発表会で『Groovy』の特徴や魅力について語った島田氏は、最後につぎのようにコメントした。

「『Groovy』は、音楽の楽しみか たを大きく広げる可能性があるサービスです。レコード会社様も多数参入しており、音楽業界にとっても新しいファン層の獲得や、新たなアーティストの発掘な どにつながる可能性も持っています。そして、単に音楽が買える、聴けるだけではない、体験することで感動できるという新しいコンセプトの音楽サービスです」(島田)

▲フォトセッション時の島田氏(左)と守安氏(右)。

また、記者発表会終了後には、会場にて『Groovy』のデモ機も展示されており、多くの報道陣の注目を集めていたぞ。本日より配信をスタートした、ディー・エヌ・エーの新音楽サービス『Groovy』。音楽が好きな人はぜひ一度体験してみてほしい。

Groovy

メーカー
ディー・エヌ・エー
価格
無料(アプリ内課金あり)
対応機種
Android 2.3以降

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