【読プレあり】新進気鋭の乙女ゲームブランド“epicaria(エピカリア)”とは? 仕掛け人の“肉食系(!?)男子”に聞いてみた!

2013-02-08 22:43 投稿

●業界に一石を投じる2社のキーマンを直撃!

more gamesとフォアキャスト・コミュニケーションズが、新たに立ち上げた女性向け恋愛シミュレーションゲームレーベル“epicaria(エピカリア)”。第1弾タイトルとして『肉食男子に恋をする』をGREEで配信開始しており、各キャラに人気声優の木村良平・鳥海浩輔・平川大輔・櫻井孝宏を起用。また、ドラマCDリリースなどのメディアミックス展開も予定している。そんな新レーベル“epicaria(エピカリア)”を生み出したキーマンたちにインタビューを敢行。読者プレゼントもあるので、お見逃しなく!

★『肉食男子に恋をする』(GREE)へのアクセスはこちら
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(公式サイトでサンプルボイス配信中)

 ▲“epicaria”ブランドプロデューサーの青木良氏(左)と、more games社長の田中昌明氏(右)。

――2012年12月28日に、第1弾タイトルである『肉食男子に恋をする』と同時に発表された恋愛シミュレーションゲームレーベル“epicaria(エピカリア)”ですが、そもそもフォアキャストとmore gamesが共同でレーベルを立ち上げることになった、きっかけというのは何だったのでしょうか?

田中昌明社長(以下田中) ビジネスと人間、ふたつのきっかけがありました。まずビジネスとしてのきっかけは、more gamesとしては、主力である乙女ゲームをもう1段階上のステップへ押し上げたいと思っていました。そのためには、ただゲームを作って終わりではなく、メディアミックスの展開をしっかりやっていくことが大事だと思っていまして、そういうことをスピーディかつ大きな規模で行えるビジネスパートナーさんを探していたんです。

一方、フォアキャストさんは、オリジナルの恋愛シミュレーションゲームを生み出して、ゲーム発でメディアミックス展開をするという、いままでとは逆のパターンができるとおもしろいと思っていました。そこでお互いの思惑というか思いがシンクロした、というところが、ビジネス上のきっかけですね。人間的なきっかけは、青木さんにお願いします(笑)。

青木良ブランドプロデューサー(以下青木) はい(笑)。田中さんと知り合ったのは今回とはまったく違う案件なんですが……電話に出なかったんですよ(笑)。折り返しもなかなかくれなかったので、絶対つかまえてやろうと思って。で、つかまえたら、「お詫びに食事奢りますよ」と(笑)。その席で、田中さんから業界に対する憂いがポロリと出たんです。いまの業界を変えたい、という意思があっても、単体で変えられるものでもないですし、いいゲームを1本作ったら変わるのか、ということでもないじゃないですか。僕は新しいことを仕掛けるのが好きなので、その憂いを聞いて、なんとかしようと思いました。

――おふたりの出会いも含めて、化学反応のようですね。

青木 そうですね(笑)。最初は、別に恋愛ゲームとか考えてなかったんですよ。ジャンルは何でもいいんじゃないかなと思っていて。けど、女性向けの恋愛ゲームがやりたいんですよ、っていまの方向にどんどん傾いていって、「あ、そんなのやっちゃうんだ、僕」って(笑)。男ですからね、女性向けの恋愛ゲームなんてもちろんやったことないですし。実際ゲームを作るという観点から見ると、ソーシャルゲームの恋愛というジャンルはけっこう粗製乱造が激しいように思えたんです。なので、作るところから手を入れていこうと決めました。単純に上に立って、共同レーベルを作るから監修だけやる、という感じではなくて、トータルで見るようにして作り方から変えていって、この業界に一石を投じるようなものを作ろうと決めました。いいものをきちんと作って、収益は後からついてくる、ということができるのであれば、やる価値があるかなと。

あとは、僕自身が様々なブームを作ってきたんですが、恋愛ゲームってまだブームになってないと思うんですよね。それどころか下手をすると、粗製乱造のおかげでこのまま下火になっていくかもしれない。じゃあそこで業界を牽引していくのに、「more gamesさんがいいゲームを作りました、僕が参加して何本か作りました」、って言っても、業界の内側にも外側にも響かないと思うんですよ。それを一挙に解決する方法を考えた結果が、共同レーベルの立ち上げだった、というわけです。

田中
 more gamesには乙女ゲームをブームにしたいという思いが元々あり、フォアキャストさんという味方を得て、化学反応の中で、だんだんそっちの方向に意識がすり合っていったんです。

青木 僕が「恋愛ゲームやるの?」ってずっと言っていて、延々説得されましたね(笑)。田中さんが、「本懐で勝負したい、乙女ゲームにすごく自信があるんです!」と仰るんで、そこまで言うんだったら、「じゃあ……やろうか」って。それが去年の7月ぐらいで、決まってからは早かったですよ。ああ、田中さんが電話に出なかったのは6月ぐらいでしたかね(笑)。

田中 あの、僕一応経営者なので、その辺あんまり書かないでください(笑)

――はい(笑)。では、“epicaria(エピカリア)”というブランド名は、イタリア語を組み合わせた造語ということですが、あえて造語にした狙いを教えてください。

青木 これ、考えたのは僕なんですが、田中さんのほうが説明がうまいと思うので託します(笑)。

田中 はい。まず、恋愛ゲームなので、もっとすごくわかりやすいブランド名も案としてはありました。だけど、わかりやすいものにしてしまうと、よくあるゲームブランドの、新しいのが何か1個できた、というイメージにしかならないので、全然角度の違うアプローチが必要だと思ったんです。なので、日本語ではなく、英語でもないような。で、込めたいメッセージに近しい意味の言葉がたまたまイタリア語にあったので、それを選び、単語を組み合わせました。結果的にまったく新しいものという意味合いが出ましたね。

“epica”が叙事詩、後世に伝えていきたいもの。それを、“aria”、独唱する、つまり、価値の高い物語、人から人へ繋げていくべきものを演じる、そういうものを作りたいという意味を、このブランド名に込めています。ちょっと固く言うと(笑)。

――ありがとうございます。第1弾タイトルの『肉食男子に恋をする』は、タイトルのインパクトもすごいですが、設定も独特ですよね。草食男子と肉食男子という二面性、いわゆる“ギャップ萌え”を狙ってきているなっていう(笑)。

青木 最初はあまりにも知識がなさすぎて、「草食男子とか肉食男子って何?」ってところから始まりましたよ(笑)。聞いたことはありましたけど、まさか自分が関わるシナリオで取り扱うことになるなんて思ってなかったので、不意を突かれましたね。

――『肉食男子に恋をする』は、青木さんがシナリオ監修をされているとのことでしたが、原案はmore gamesさんですか?

田中 そうですね。うちのスタッフが作成しています。

青木 あくまで個人的にですが、第1弾は作りながら勉強させてもらったような感じですね。シナリオ監修と言うよりは、直接修正指示を出しました。同時に、僕自身が恋愛ゲームのシナリオのなんたるかを学ばせてもらいましたし、それだけに100%やり切れたわけではないです。

――『肉食男子に恋をする』を監修されてみていかがでしたか?

青木 いままでの恋愛ゲームは、そんなに文章が気にならない人がプレイしていたんじゃないかなと。この言い方が適切かどうかはわからないですが、文章がイージーになってしまう部分もあったりするので、そこは徹底的に直してもらっています。例えば、ここでこの行動をとるまでに、ここでワンクッションあるんじゃないかっていうところを端折っていたりする。たぶんそれが業界的にはふつうなんでしょうけど、整合性をとらずに早くいい場面にいければいいってわけでもないと思うんですよ。

――なるほど。開発体制などはどのようになっているのでしょうか?

田中 今作については、企画からゲーム作りまではmore gamesがやっています。フォアキャストさんには、メディアミックスの展開や、パブリシティ周りを検討いただいています。そして、青木さんにはブランドのトータルプロデューサーとして、すべて見てもらっているという感じです。

――そのメディアミックスについて、『肉食男子に恋をする』のドラマCDリリースは発表されていますが、今後はどんな展開を予定されていますか?

田中 ドラマCDは、販売方法や発売時期含めて、いろいろと調整中です。今後の展開としては、まだまだ構想段階ではありますが、まずゲームとドラマCDをセットとして考えていて、そこに可能性としてノベルやアニメ、演劇といった企画を、タイトルが増えていく度に追加していければなと考えています。

青木 メディアミックスの展開もそうですが、いままで2社が共同でレーベルを立ち上げたという事例はあまりないと思うんです。業界に対する意思表示としてレーベルを作って、これから大きく変えていってブームを呼び込みますよ、ぐらいの意気込みで考えています。アニメにしろノベルにしろ、そういうブームを起こすためのツールとして必要ですね。第2作、第3作と進んでいく中で、“epicaria”という花がどういうふうに開花していくのか、というのを今後見ていただけたらと思います。

――ありがとうございました。

 

●貴重なグッズサンプルを4名様に! このタペストリーが手に入るのは最初で最後!?

インタビュー終了後、壁にかかったタペストリーを物欲しそうに眺めていたら、「サンプル品なんですが、よかったら読者さんへのプレゼント用に差し上げましょうか?」というあたたかいお言葉が! というわけで、『肉食男子に恋をする』の霧島レイ(きりしまれい)と、比留間猛(ひるまたける)がそれぞれ描かれたタペストリー(大/小)を、各1名様、計4名様にプレゼントしちゃいます。

1.霧島レイ(きりしまれい)2.比留間猛(ひるまたける)

欲しい人は、”お名前”、”郵便番号”、”住所”、”電話番号”、“希望の番号”を下記フォームに記入後、2月15日(金)の午後23時までに、送信してください。当選の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。なお、タペストリーの大小は選べませんので、あらかじめご了承ください。

プレゼントをご希望の方は、以下の項目にご記入ください。
お名前
郵便番号例:123-4567
住所
電話番号例:03-1234-5678
希望の番号

 

【「送信!」を押す前に必ずお読みください】

ご応募いただいた場合、弊社が定めるプライバシーポリシーに同意したものとみなさせていただきます。ご記入の内容により、弊社商品およびサービスに関するご案内をお送りさせていただく場合がございます。なお、入力漏れなど正しく記入されていないと抽選対象外になる可能性がありますので、今一度記入内容をご確認ください。

 

<プロフィール>

■青木 良(あおき りょう)(左)
“epicaria”ブランドプロデューサー/メディアプランナー/作家。
1992年より番組を始めとする日本テレビ系の事業企画等を手掛ける。
その後ソニー・コンピュータエンターテインメントを経て、99年より漫画原作をメインとした作家に。ビッグコミックスピリッツ、少年サンデー、ヤングサンデー他多数執筆。
2006年より企画・原案・原作を担当するITとメディアを融合させたプロデュースをスタート。芹沢直樹氏との『セブンズシーフ』、藤沢とおる氏との『渋谷ハチ公前』、ふなつ一輝氏との『コック・キング・ロワイヤル』などをメディアミックス展開。
1月25日よりMobageで『セブンズシーフ』(配信元・日本写真印刷)がソーシャルゲーム化。自身のGREEブログでは小説も提供中。

■田中 昌明(たなか まさあき)(右)
株式会社more games 代表取締役社長。
前職にてモバイルコンテンツ事業を立ち上げ、『新宿の母』等の占いコンテンツをメディアミックス展開でヒットさせ、占いブームを牽引するとともにコンテンツ事業の成長に寄与。
2011年2月、株式会社more games代表取締役社長に就任。
GREEやmixi等のソーシャルプラットフォームにおいて、『LovePlan~オトナの恋愛ストーリー~』、『恋愛ゴシップ~彼と私の裏事情~』といったオリジナル女性向け恋愛ゲームのヒットを創出。恋愛ゲームのつぎのステージとして、“epicaria”ブランドを立ち上げる。

【肉食男子に恋をする】
プラットフォーム:GREE
メーカー:epicaria
対応機種:フィーチャーフォン、スマートフォン(一部機種を除く)
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料金:アイテム課金制

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