【注目アプリレビュー】バスケのど素人が『NBAドリームチーム』に挑戦してみた

●バスケを知らない人間がバスケットボールのソーシャルゲームに挑む！

App Store無料ゲームランキングに突如としてその姿を現した『NBA ドリームチーム』。バスケットボールの知識は『スラムダンク』での知識しかない筆者だが、流行りのゲームは触っておくべきだという使命感に駆られ、さっそくプレイ。ここでは、その感想を述べていこう。

●独創性はないが安定したデキ

まず最初に断っておきたいのが、筆者はバスケットボールのことをほとんど知らない。知っていることと言えば、「みんな背が高い」ということと「ボールを持って走ったらダメ」ということくらいだ。「そんな私でも、このゲームを楽しめるのか？」という点に着目して遊んでみたぞ。

▲まずは、自分が所属するチームを選択。NBA公認でチーム、選手が実名で登場するのだが、選手どころかNBAのチームすらわからないので、なんとなく強そうなクマのチームを選択したぞ！

まず結論から言うと、バスケットボールの知識はなくても十分にプレイできる。プレイヤーが試合進行をすることもなく、難しそうなイメージがあるポジションを考慮してのチーム編成も自動で行ってくれるので、誰でも遊べるようになっている。もちろん、詳しい人は自身でチーム編成をすることも可能。これを利用すれば、自分がずっと思い描いていた、最強のチームを作り出すことも可能だろう。また、このほかにもバスケットボールをテーマにしているだけあり、随所にユニークなポイントが散見する。たとえば、名称でいうと、通常クエストと呼ばれるアクションは、“遠征”となっており、他プレイヤーとのバトルは“EXマッチ”、カードの強化は“トレーニング”、ガチャは“ドラフト”といった具合だ。また、アイテムをコンプリートして特典を得るものは、宝石などではなくスポンサーとなっている。要素面でのオリジナリティには欠けているが、ソーシャルゲームを遊んだことがある方には慣れ親しんだシステムであるため、プレイで迷うことはないだろう。
▲ドラフトの中には、高いランクのカードが手に入りやすいものから、特定のチームから選手をスカウトするものなど、いくつかの種類が設けられている。

▲選手カードの強化には、ただ強化するだけでなく、同じカードを2枚組み合わせることで能力をググッと上げる”覚醒”というシステムも搭載されている。

▲遠征中に、まれに選手から勝負を挑まれることがある。勝負に勝てば、その選手と交渉し、入団させられるチャンスが与えられるぞ。
●金髪秘書求む！

プレイした感覚としては、前述した通り既存のシステムをそのまま組み合わせて使っているため、それらと大きな変わりはない。しかし、他プレイヤーとのバトル“EXマッチ”の結果が、ハイライトとしてテキストで表示されるのはおもしろい。バスケットボールをよく知らないため、どんな試合展開があったのか、バスケのど素人である筆者には推し量り想像することはできないが、バスケットボールが好きな人は、このハイライトで楽しめることだろう。また、体力の回復レートが1分につき1と非常に高く、軽快なリズムで遊べるのはポイントだ。ただ、欲を言えばもう少しオリジナルの要素が欲しかった。たとえば、フリースローのミニゲームで何かがもらえたり、ハーフタイムショーが楽しめたり。これに限らず、システム面に関しては、今後のアップデートで追加されることを期待しよう。さらに完全な個人的趣味だが、プレイヤーをサポートしてくれる女の子は、金髪グラマラスなお姉ちゃんがよかった。チームだけでなく、そこでも夢が見たかった……。
▲こちらが、試合のハイライト。なにやら盛り上がっているようだが、バスケットボールを知らないと、チンプンカンプンかも？　ステップバックの意味はわからないが、きっとかっこいいワザに違いない！

▲こちらがアシスタントの女の子。カワイイのだけれど、やはり金髪で、バインバインの美人秘書がよかった……。アメリカを感じたかった！

※現在はAndroid版も配信されています。

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