ワイルドすぎるプロモーション作戦!? 芹那とスギちゃんをスペシャルゲストに迎えた“Ameba スマホ”新CM発表会

2012-11-15 18:42 投稿

●社運を賭けた大勝負

2012年11月15日、渋谷ヒカリエにてサイバーエージェントが運営するAmebaのスマートフォン向けSNS“Ameba スマホ”の新CM発表会が開催された。発表会では、新CMの企画、制作を担当した放送作家の鈴木おさむ氏が登場。スペシャルゲストとして、スギちゃんと芹那さんが招かれてのトークショウなどが行われた。なお、新CMは、2012年11月16日より一部地域を除く全国で放送が開始される。テレビCMのみならず、本日から2012年11月25日までの10日間、渋谷駅周辺の交通広告及び、屋外広告をAmebaがジャックするという。

発表会ではまず、サイバーエージェント代表取締役社長CEO 藤田晋氏が登壇。藤田氏は、「急速なスマートフォン利用者の拡大に合わせて、この時期に照準を合わし、Amebaのコミュニティーサービスとゲーム開発を進めてきました。“Amebaといえば、ブログ”というイメージから生まれ変わりたい。ここが我々の勝負どころだと思っています」と、今回の大々的なプロモーション活動に対する意気込みを語った。その中でもとくにこだわったのが、提供するサービスのすべてを内製で制作するという方針。そのため、サイバーエージェントの社員数は1年間で1266名も増え、88ラインもの開発体制を整えたという。さらに、今回のプロモーション活動に対するコストは、1ヵ月でなんと30億円!! 「大きな勝負を賭けている」という藤田氏の力強い言葉は、数字からもうかがえた。

サイバーエージェント代表取締役社長CEO 藤田晋氏

続いて、新CMの企画・製作を担当した鈴木おさむ氏が登場し、新CM制作の経緯について話した。「サイバーエージェントの社員のみなさんが、とにかく若い! 利用者の年代とも近いため共感が得られそう」という発想からヒントを得て、各サービスの開発者にインタビューを行い、その模様を新CMとして放送することににしたという。そこには、「作り手の顔が見えると、より身近に感じられます。利用する人たちも、どんなサービスであるか、想像しやすいと思います」(鈴木氏)との思いもあるとのことだ。実際のところ、発表会で初お披露目された担当スタッフ12名が出演する全15パターンのテレビCMは、作り手の個性が伝わるユニークな内容だった。なお、会場の一部のスペースでは、CMに出演する開発者たちがそのサービスの魅力や使用方法などを親切に教えてくれる体験コーナーもあった。

放送作家 鈴木おさむ氏

『ガールフレンド(仮)』は、人気声優60名が出演している“声”付きのカードゲームです。“仮”じゃなくなるように、本命の彼女を見つけてください!(プロデューサー 横山祐果氏)

『天下統一クロニクル』は、47都道府県の偉人や特産品がカードになっているところが魅力です。地元のプレイヤーどうしでワイワイプレイしてみてください。(プロデューサー 岸知秀氏)

『天空のクリスタリア』は、美くしいイラストカードがウリです。それと、物語や設定などの世界観には、とくにこだわっています!(プロデューサー 鈴木恵美子氏)

そのあとは、鈴木おさむ氏とスペシャルゲストのスギちゃん、芹那さんを招いてのトークショウが開かれた。トークショウは、『GIRL’S TALK』や『きいてよミルチョ』といった、Ameba スマホで注目のアプリをゲストの皆さんで語り合うというスタイルで行われた。中でも、声優陣60名以上が出演するボイス付きカードゲーム『ガールフレンド(仮)』では、そのゲーム内容にちなんで、鈴木氏が芹那さんに“萌えるセリフ”をリクエスト。芹那さんが持ち前のロリコンボイスで「横に座ってもいいかな?」や「カロリーなんか気にすんなよ!」といったセリフを口にすると、会場が “萌え”で包まれるという一幕も。トークショウの途中には、スギちゃんが「トイレに行く」と言って、ステージから退場するワイルドな行動が会場を仰天させた……。また、『パシャオク』というスマートフォンで撮った写真を、カンタンにすぐにオークションに出品できるというサービスの紹介のときに、スギちゃんがステージに再登場。その手には、3人の私物が。スギちゃんは、このためにステージ裏に下がっていたのだ。今回の新CM発表を記念して、同サービス内でチャリティーオークションを開催するという。気になる3人の私物は、マイケル・ジャクソンのフィギュア(鈴木おさむ氏)と実際に着用した衣装と写真集(芹那さん)、上下のGジャン(スギちゃん)だ。トレードマークの衣装を提供したスギちゃんは、「本当に2着しか持ってない。その中の1着だからな!」と言い、会場を笑いに誘った。

 
 
 
 
 

多くの人にとって、“Amebaと言えば、ブログ”というイメージがあると思うが、今回の発表会では、そこから脱皮するための、スマートフォン向けのコミュニティーサービスとゲームを十分にアピールした発表会となった。88ラインという開発体制から、今後も続々と画期的なサービスが活発にリリースされていくことになるのだろう。今後のアプリのタイトルラインアップにも注目したい。

 

※Amebaスマホのプロモーションサイトはこちら(15本のテレビCMを見られます!)

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