オリジナルゲーム開発コンテスト第2回“9leap”の前期受賞作品決定
2012-09-28 13:49 投稿
●アイデア作品に触れてみて!
ユビキタスエンターテインメントとD2Cは、プログラマを目指す青少年の育成を目的としたスマートフォン向けオリジナルゲーム開発コンテスト第2回“9leap(ナインリープ)”の前期審査結果を発表した。
本コンテストは今年で2回目となり、2011年に開催された第一回“9leap”には600以上のゲームが投稿され世界有数のゲーム開発コンテストとして成功を収めた。第2回“9leap”前期審査作品は2012年5月1日から8月31日までに応募された作品の中から厳正な審査を行い、優秀賞5作品、奨励賞2作品が選定された。なお審査員は、ユビキタスエンターテインメント代表取締役社長兼CEO / ゲームデザイナー 清水亮氏、D2C 代表取締役社長 宝珠山卓志氏、週刊アスキー総編集長 福岡俊弘氏、思想家/小説家 東浩紀氏、モバイル&ゲームスタジオ取締役会長 遠藤雅伸氏となる。
優秀賞には賞品としてMacBook Pro15インチまたはMacBook Air 13インチを、奨励賞には1万円分の図書券を進呈。また、これら前期応募作品を含む第2回“9leap”へのすべての作品から選定される最優秀賞には、GDC(Game Developers Conference)2013視察旅行参加およびIGDA(International game developers association)日本主催イベント登壇権が進呈される予定。
なお、第2回“9leap”の受賞作品および開催概要は別項のとおり。
●第2回“9leap”前期優秀賞(5作品)および評価ポイント
『妹は成長期』
遠藤雅伸氏 審査員:回転と疲労のトレードオフによって、回転を効率良く調節するメカニクスがオーソドックスなのに対し、「妹」というエッジだけのワードを、大方の予想を裏切る方向に発展させた異常なテーマデザインが面白い。
『ワイヤーアクション – 彼女のために』
宮野友彦氏 審査員:アクション型パズルゲームなのだが、ステージクリアの方法はひと通りではないのが秀逸。時間が立つほど加速していくというホンモノの物理とは違う、いわばファンタジー物理演算が入ってるところが凄い。
『CommandHeroes_Magician』
清水亮氏 審査員:なぞって入力するコマンドがスマートフォンの特性を活かしている点と、難しいコマンドほど威力が強いなど全体的な作り込みを評価しました。イラストが非常に良く描けていて、細かい動きなども高評価です。
『色玉里』
宝珠山卓志氏 審査員:物理計算を使っていて動きがホンモノっぽくて、いちユーザーとしてダラダラやってしまいそうです。ステージの作り込みがもう少し凝っていればもっと楽しめるのではないかとおもいました。
『まりも。』
東浩紀氏 審査員:ゲーム性ゼロに見えかねないが、まりもの弾性に不定形の魅力がある。ソーシャルとの連携も意欲的で、育成や増殖など機能が増えれば第二のなめこアプリになるかもしれない。技術水準もあなどれないものがある。
●第2回“9leap”前期奨励賞(2作品)
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