【動画追加】iPhone 5インプレッション 大きいのに邪魔じゃない、とにかく軽い! 4ユーザーなら即買いのスペック

2012-09-13 15:10 投稿

●とにかく軽い

2012年9月13日、都内にて米アップルで行われたイベントの通訳付き上映+新機種の体験会が行われた。新機種とはもちろんiPhone 5及び、リニューアルするiPodシリーズのこと。限られた時間での体験だったため隅々までじっくりと味わうことはできなかったが、とくに気になる部分に絞ってファーストインプレッションをお届けする。

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●何はなくとも軽い

iPhone 4Sと比較して28グラム軽量化されているとのことだが、数字でイメージできる部分をはるかに超えて実際の重さは軽く感じる。4Sまでをあえて「ズシっ」と表現するのであれば5は「フワっ」だ。背面がマット加工されているため手触りもよく、皮脂による指紋のあとも付きにくい。

さて、見た目上もっとも変化があったのがディスプレイの大きさだ。4インチにサイズアップしたが、横幅はそのままで縦に伸びただけというのが何とも奇妙な感じを受けるが実際に触ってみるとこちらは違和感は感じずに快適さだけがアップした印象。大画面化から受ける恩恵はわかりやすい。safariもマップも非常に見やすいのはもちろんだが、意外なところではカレンダーアプリの使い勝手が向上している。縦に伸びたぶんは入力したスケジュールが表示されるようになっているので、複数の予定がスクロールさせずに一度に確認できるようになっている。

▲ツートンカラー、個人的には悪くないと思います。イヤホンジャックが上じゃなくて下になったのもちょっと新鮮。

●生まれ変わったマップ

マップアプリが新しくなるというのはiOS 6の発表時点でオープンになっていたが、これまで噂では「日本の地図はまだ完成度が低いらしい」というものが流れていた。とはいえそういうあら探しはひとまず置いておいて、まずは起動。マップが充実しているという海外から検索してみると、なるほどたしかにしっかりとした”マップ”の様相を呈している。そして新機能の3D表示も高精細かつ滑らかに動かせる。ちなみに今回さわったiPhone 5はソフトバンク回線とKDDI回線のもの両方が置かれていたが、通信は会場内のWi-Fiを使っていた。その影響もあってかマップの描画も非常に早く、ストレスを感じることは皆無だった。

そして注目の日本の地図をチェック。”渋谷”と検索して現れたのが下記の写真だ。

▲左が最新機種のiPhone 5でのマップ、右が従来のマップ。たしかに現在のマップと比べると少しシンプル、かな……? お店等の情報はまだ少なそうだが、道路関連はしっかりしているので、ナビ機能はちゃんと使える。

▲片手での操作なので2本指でタッチできなくていろいろとお見苦しい感じで申し訳ない。ただ、動画前半で3Dレンダリングされたビルをグリグリ動かせているのは確認できると思う。

●カメラがさらに楽しく

iSightカメラは4Sと同様に8メガピクセルと、大幅なスペックアップはなかったがiOS 6で機能面での進化があった。それがパノラマ撮影機能だ。使い方がとにかく簡単なのがいい。標準アプリの機能追加ということで、動作も非常に安定している印象。今回は会場内の狭い空間でしか試せなかったが、大自然で撮ったらかなり熱い写真が撮れそうだ。また、起動速度も非常に早かった印象。シャッターを連続してサクサク切ることもできる。このあたりはA6 チップのパワーが十分に発揮されているようだ。

▲画面上のオプションからパノラマを選択するとこの画面になる。このまま手をスーッと横に動かすだけ。動かす速度を感知して早過ぎると「ゆっくり」とメッセージが表示される。
 
▲インチアップした画面だとパノラマ写真の迫力もそのまま伝わってくる。いや、まあ、この写真は迫力ないですが……。

と、iPhone 5になってまずは注目したいふたつのアプリの使用感をお届けした。正直もっとがっつりさわりたかったのだが、こればっかりは仕方ない。とにかく言いたいのは「軽い!」ということ。重さのみならず、動作も軽快。とくに記者のようにiPhone 4を使っていて買おうか悩んでいる人は「間違いなく買い」と言っておこう。

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