極限まで簡略化されたダンジョンRPG『ちょこっとRPG「魔王の塔」』

2012-04-29 18:00 投稿

●1プレイ=1秒〜無限? 究極のお手軽RPG!

本作『ちょこっとRPG「魔王の塔」』は、”ちょっこっと”のネーミングに恥じない、いつでもどこでも手軽にプレイできるRPGだ。

そもそも、ゲームが多様化した現在において、”RPGとは何か?”という問いに正確に答えることは難しいのだが、最大公約数的な回答を集めれば、「主人公(操作キャラクター)が武器や防具を装備して冒険の旅に出て、敵と戦い、成長(レベルアップ)する」というあたりに落ち着くのではないだろうか? (無 論、この定義に当てはまらないRPGもそれなりに存在するが)

[注目記事]
※【まとめ】Android端末を買ったら入れておきたいツール 本当に入れておくべき4本+おすすめ24本
※【まとめ】iPhoneを買ったらまず入れておきたいツール 本当に入れておくべき4本+おすすめツール31本

そして本作は、前述の定義から”冒険の旅”に相当する部分を削ぎ落としつつ、RPGらしい体裁を保っている作品なのだ。

プレイヤーが操作する主人公は、単身”魔王の塔”と呼ばれるダンジョンに潜入し、並みいるモンスターを薙ぎ倒しつつ、最上階にいる魔王の討伐を目指す。

これだけ聞けば、ごく普通のダンジョンRPGと変わらないように思えるだろう。ある意味、確かにそのとおり。主人公は、塔の中で、あるいは敵を倒し、あるいは宝箱からアイテムを手に入れつつ、ひたすら上へ上へと登って行くのだから。

ただし、ダンジョンマップなんて代物は存在しない。主人公はワンクリックでワンフロアーを踏破する。足を踏み入れた階には、ランダムでモンスターか宝箱か魔法の泉(HPとMPが全快する)のいずれかのイベントがひとつ配置されており、主人公はその対応を迫られるのだ。

で、そのイベントに対処したら、そのフロアーでやるべきことは終了。つぎのフロアーに向けて足を進めることとなる……といっても、実際には”次の階へ”というコマンドを選ぶだけなのだが。

フロアーごとにオートセーブされているので、いつでも中断可能。1分足らずで、2〜3フロアーだけ進めるもよし、逆にムキになってサルのように50階、100階と一気に進めることもできる。1000階以上あるので、気長に少しずつ進めていくといいだろう。

00
01
02
▲ただし、”冒険の旅”以外の部分はしっかりRPGしている。たとえば、モンスターの戦闘時は、このとおり。▲非戦闘時には、ステータスやアイテム、装備も確認可能。武器や防具、魔法などはかなりの種類が用意されており、宝箱から入手したそれらの取捨選択も楽しみのひとつだ。

 

●シンプルに見えて意外に戦略的なRPG

本作をいちばん適確にたとえるなら、古典的な”ダンジョンRPG”と、昨今のソーシャルゲームにおける”簡易RPG的ゲーム”(クリックするだけでクエストが進行するタイプ)の中間に位置付けられるかもしれない。

もしくは、すべてのマスにイベントがランダム配置されたスゴロクを一歩一歩進んでいるようなものか。

「スゴロクとRPG」と聞くと、往年のゲームファンは『ドカポン』シリーズや『ネクストキング』あたりを想像するかもしれないが、プレイした人間に言わ せると、むしろ『ウィザードリィ』にひとりで潜り、ひたすら玄室の扉を開けていく感覚に近い。アイテムが豊富かつランダム性が強く、さらに基本アイテムの ほかに、敵のMPを吸いとる、一定確率で眠らせるといった特殊効果を付加されたアイテムが稀に出現するのも、プレイヤーのコレクター心をくすぐってくれ る。

ダンジョンをかなり進んでも、なかなかよいアイテムが出ないこともあれば、逆に特殊効果のあるアイテムが複数手に入り、どれを装備して戦うか迷うこともある。こういった悩みを抱くこともまた、RPGの醍醐味と言えるだろう。

また、戦闘時に”アイテム”コマンドを開けば、その場で装備を付け替えることができる。たとえば敵が強力な魔法を使う相手なら、すぐさま魔法防御力の高 い防具に変更する、炎属性の敵には水系の魔法や武器を装備して攻撃する……という戦略も、勝ち抜くためには必要となるのだ。

03
04
05
▲特殊な武器防具には、基本アイテム名の前後に”+”や”#”といった文字が付いている。▲装備以外に、消耗品である傷薬などの使用もターンを消費しない。ピンチの時には、惜しまず使おう。

 

■基本操作

本作において、すべての行動は表示されたコマンドをタップして選択する形で進行する。非戦闘時にとれる行動 は、”次の階へ”でフロアー移動するほか、”ステータスで現在のキャラクター状態を確認、”装備”で現在装備している物品を確認する。”アイテム”を選べ ば、所持アイテムの一覧が表示されるので、薬などの消費アイテムを使用するほか、装備品の変更も、この項目で行える。

フロアー移動した際、モンスターがいれば戦闘に突入。戦闘時は、”こうげき”で武器攻撃、”まほう”で魔法攻撃を行う。”アイテム”は前述のとおりりだ が、注意すべきなのは”にげる”コマンド。モンスターから逃げることに成功した場合、20階ほど下のフロアーに戻ってしまうのだ。

06
07
▲本作においては魔法は宝箱から拾った魔法(呪文書のようなものなのだろうか?)を装備することで使用可能になる。魔法によって消費MPと効果が違うのに加えて、特殊効果がついたレアな魔法も存在する。

 

また、RPGの常として敵を倒して得られる経験値が一定量たまると、主人公はレベルアップするが、その際に、戦士、魔術師、モンク、シーフの4タイプのいずれかを選ぶように指示される。

これはRPG職業の選択というより、「どの能力値を伸ばしますか?」と聞かれていると考えればよい。戦士を選べば”ちから”が、魔術師なら”かしこさ”が、モンクなら”たいりょく”が、シーフなら”すばやさ”が大きく伸びるのだ。

この質問はレベルアップの度に聞かれるので、4つを満遍なく選んだり、あるいはひたすらひとつだけを選び続けることも可能だ。ちなみに、HPが0になってもゲームオーバーにはならず、かなり下のフロアーに戻されてしまうだけなので、ガンガン進んでいくのもいいだろう。

08
09
▲たとえば、魔術師とシーフを交互に選んで、”魔法を得意とする先手必勝のキャラクター”を目指す……ということも可能。

[注目記事]
※【まとめ】Android端末を買ったら入れておきたいツール 本当に入れておくべき4本+おすすめ24本
※【まとめ】iPhoneを買ったらまず入れておきたいツール 本当に入れておくべき4本+おすすめツール31本

ちょこっとRPG「魔王の塔」

メーカー
rough soft
価格
無料
対応機種
iOS、Android

Amazon人気商品ランキング 一覧を見る

最新記事

この記事と同じカテゴリの最新記事一覧