Mobageで展開するサードパーティーの現状と今後の展望が見えた!

2012-04-26 02:59 投稿

●本フォーラムにて初公開となった新作タイトルも!
2012年4月25日にDeNAが開催した”Mobage オープンプラットフォーム Forum – 国内外、成長の方程式 – ”では、パートナー企業として多くのサードパーティー代表者が登壇。そこで行われたプレゼンテーションの模様をリポートしていく。(⇒フォーラムリポート記事はこちら

 

■カプコン
カプコンはCS事業副統括・浦田樹一郎氏より、配信中のタイトルを含め、MobageとYahoo!Mobage両プラットフォームから計5つのタイトルを紹介。まず紹介されたのは、配信1ヵ月で会員数が100万人を突破し、現在も順調に会員数を増やす『みんなと モンハン カードマスター』。非常に手応えを感じているタイトルと前置きがあったうえで、今後も引き続きイベントなどを開催して盛り上げていくと展望した。続いては、新作PCブラウザゲームとしてYahoo!Mobageでのサービス開始が決定している『鬼武者Soul(ソウル)』。8月2日予定の正式リリースに向けて順調な仕上がりをうかがわせるコメントも。そして、紹介はカプコン初の完全新作ソーシャルゲームとなる『みんなと アカシックヒーローズ』(⇒記事はこちら)へ移る。こちらは7月3日にサービス開始が予定されているタイトルで、誰もが耳にしたことのある歴史上の英雄たちが続々と登場するカードゲーム。かわいらしくデフォルメされたキャラクターと、カプコンならではの奥深いシステムが融合したハイクオリティーな作品に仕上がっているという。続いて紹介されたのは同社の人気シリーズ『戦国BASARA』をモチーフにしたソーシャルゲームの2タイトル。まずは、シリーズおなじみの武将たちが総登場する『戦国BASARA カードヒーローズ』(⇒記事はこちら)。カードの合成による成長や進化のほかに、ほかのプレイヤーと協力して戦う同盟要素も取り入れられたカードゲームで、こちらは近日サービス開始予定となっている。つぎに『ブラウザ戦国BASARA』。マーベラスAQLとカプコンのタッグで制作され、『ブラウザ三国志』の豊富なノウハウと『戦国BASARA』ブランドが融合。「ブラウザゲームの金字塔になると確信している」と強い自信が表れるコメントで締めくくった。

  

 

 

■コーエーテクモゲームス
続いては、コーエーテクモゲームスの専務取締役・小林伸太郎氏が登壇。現在MobageおよびYahoo!Mobageにて絶賛サービス中の『100万人の信長の野望』を紹介し、200万人に迫る会員数についてコメントした。そして、この日が初出となった『100万人のNINJA GAIDEN』を公開。海外でも強いIPである『NINJA GAIDEN』をソーシャルゲーム化したタイトルで、今年の夏までのサービス開始を目指す。あわせて、中国での近日サービス開始タイトルとして『1億人のモンスターファーム』(国内では『100万人のモンスターファーム』として展開中)も発表。グローバル展開を意識したタイトルの作りこみを進めている。

  

 

 

■KONAMI
KONAMIは、執行役員・早川英樹氏が2012年度における『戦国コレクション』での多面展開についてプレゼンテーションを行った。すでに取り組みが始まっているアニメ化、マンガ化のほか、6月からYahoo!Mobageでサービスが予定される『ブラウザ乱世戦国コレクション』など、同世界観を用いて『戦国コレクション』の認知をさらに高めていくという。また、同社が持つコレクションシリーズのグローバル展開についても言及。具体的なタイトルなどについては別の機会であらためて発表があると明らかにした。

 

 

■マーベラスAQL
マーベラスAQLは、日本を代表するゲームクリエイターとタッグを組んで新しく立ち上げたブランド・スーパークリエイターズシリーズを進行中。取締役副社長・青木利則氏が、その中から今年の夏にリリースが予定されている3つの新タイトルを紹介した。その第1弾となるのは、独特の世界観が支持されるゲームクリエイター・須田剛一氏プロデュースによる『ノーモア★ヒーローズforモバゲー(仮)』。究極のバトルロワイアルをテーマに、『ノーモア★ヒーローズ』シリーズの世界観を踏襲した内容になっている。今年の7月リリース予定。第2弾は、『スーパーストリートファイター』シリーズほか多くのビッグヒットタイトルを手掛けてきた船水紀孝氏プロデュースによる『コンボキマール』。究極の異種格闘ソーシャルバトルと銘打ち、「アーケードゲーマーを夢中にさせた格闘コンボの興奮を蘇らせる」と、30代ゲーマーを意識した紹介内容に。こちらは今年8月リリース予定。そして、同じく8月リリース予定となる第3弾は、世界と勝負ができる数少ないゲームクリエイター・稲船敬二氏がプロデュースする『J.J.ROCKETS』。本作は真のアクションヒーローをテーマに、人類を襲うミュータントに立ち向かうヒーローに変身する次世代横スクロールアクションゲーム。横スクロールの疾走感とスマートフォン向けに最適化されたアクション性は、まさに次世代機であると強調した。また、スーパークリエイターシリーズについては、今年の夏以降も第4弾、第5弾もリリースもあるとしたうえで、スマートフォン向けのリッチコンテンツとして盛り上げていきたいというコメントで締めた。

 

 

■セガ
セガからは、モバイルニューメディア事業部 モバイルニューメディア部 部長・岩城農氏が登壇。直近タイトルとして、スマートフォン向けに5月末よりAndroid版、iPhone版と随時サービスを開始する『リトルポップフロンティア』を紹介。こちらはタイトルの通り、ポップなキャラクターを操作して都市を発展させる箱庭シミュレーションゲームとなっている。加えて、国内ではすでにiOS向けで配信中である『三国志CONQUEST』の中国、韓国でのサービス展開について発表し、大きな市場への足がかりの一手とするとした。

  

 

 

■スクウェア・エニックス
続いて、スクウェア・エニックスの専務執行役員・原口洋一氏が『ロード オブ ヴァーミリオン 煉』について紹介(⇒記事はこちら)。2008年からアーケードゲームで人気を博すオリジナルタイトルの特徴とあわせて、ソーシャルゲームにおける見どころなどを説明した。また、このほかにも新たな試みを組み込んだ新規タイトルを続々とサービスインさせていくと明言した。

 

 

 

■バンダイナムコゲームス
パートナー企業登壇の最後に登場したのは、バンダイナムコゲームス代表取締役副社長兼BNDeNA代表取締役社長の鵜之澤伸氏。2010年末にサービスインした『ガンダムロワイヤル』から、『ガンダムカードコレクション』、『アイドルマスター シンデレラガールズ』、『ONEPIECE グランドコレクション』まで、好調を維持するバンダイナムコゲームスのタイトルを見返し、「ここまでこられたのはDeNAはじめ開発スタッフなど多くの方々のおかげ」と感謝の意を表した。続いて、バンダイナムコゲームスとDeNAの共同出資によって設立されたBNDeNAからのタイトル『マクロスSPクロスデカルチャー』の紹介へ。来場者に向けて用意された最新のトレーラーの発表とあわせて、DeNA代表取締役社長・守安功氏とともに現状を話した。こちらのタイトルはAndroid、iPhone向けに6月からのサービス提供を目指す。最後にふたりは、この先のグローバル展開、新たな可能性に向けてお互いがともに歩みを進める意思を表明し壇上を下りた。

 

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