“進化”した元祖シューティングゲーム『スペースインベーダー インフィニティジーン』

2012-03-25 12:00 投稿

●全シューターがプレイすべきゲーム

日本におけるシューティングゲームの元祖といえば、1978年に発表され社会現象を引き起こしたタイトーのスペースインベーダーでしょう。“自機 を狙って敵が弾を撃ってくる”というアルゴリズムを初めて搭載したと言われるゲームで、その後生まれた多くのシューティングゲームの元祖とも言うべき存在 なのです。

今回紹介する『スペースインベーダー インフィニティジーン』は、スペースインベーダーの基本形態である“自機は横に動いて弾を撃つ”というスタンスにタイトー自らが改めて向き合って、現代のシューティングゲームとしてiPhone向けにリニューアルしてきた作品なんです。

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●“Evolution – 進化”でこんなに変わる

今回のスペースインベーダー、正直リメイクと言っていいのかかなり迷う作品となっている。と言うのも“Evolution – 進化”をキーワードに据えて、ゲーム内容がどんどん変化していくからだ。まずは画面を見てもらったほうが話が早いでしょう!

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▲昔懐かしのスペースインベーダーの画面。ああ、これが基本ですよ基本。なんか安心する画面です。▲でも、“Evolution – 進化”すると……。▲あああ、スペースインベーダーが縦シューになってるぅぅぅぅぅううううう!!!

では、ここからさらに細かく説明していこう。

1,自機が前後左右360度好きな方向に動けるようになりました!

1-6ステージ目での”Evolution(後述)”が必要だけど。左右しか動けなかった自機がついに前後左右に動けるようになっちゃいました。おまけ に“スペースインベーダーは縦シュー”というお約束もはっちゃけて、iPhoneを横に傾ければ、横シューにもなっちゃうんです!

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▲これまで待つだけだった自機は、ついに敵に肉薄して弾を撃ち込むことができるようになったのです! これで名古屋撃ちをしたいが為に、画面最下段で待ち続ける必要はなくなりました!
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▲iPhoneをホームボタンが左に来るようにすると…… はい、タイトー様やってくれました。スペースインベーダーが横シューですよ! 自機もさりげなく横向きになってます。

2,敵がお約束のインベーダーだけじゃなくなり攻撃方法も多彩に!

敵もお約束のインベーダー君ばっかりではございません。もちろん、インベーダー君もいるんですが、大きさから動き方までそれはそれは多種多様です。さら にこれまでのスペースインベーダーでは見られなかったホーミングレーザーを使ってきたり、散弾を撃ってくるような敵まで、キャラクター性にあふれた敵が増 えました。

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▲ 今回登場する敵たちは、従来のスペースインベーダーみたいにただ黙って横にテトテト動いているだけじゃありません。画面を縦横無尽に動き回るんです! そ して攻撃方法も多彩! ばら撒き弾にホーミングレーザー、相殺できない弾、そしてコロニーレーザーみたいなトンデモ武器を持ち出すボス様もいらっしゃいます!

3,ZUNTATAサウンドが心地良い!

そして、昨今の縦シューにとって切り離せないのが、気分をノリノリにしてくれるゲームミュージック! 本作のゲームミュージックを担当してくれたのは泣く子も黙るタイトーのサウンドチームZUNTATA! 今回は『アルカノイドDS』や『ダライアスバースト』の音楽を担当した“COSIO”こと小塩広和さんが作曲してくれています。クールな雰囲気のゲーム画面とCOSIOさんのサウンドが重なると軽いトリップ気分に浸れます。

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▲ステージが進めば、こんな幾何学模様的な戦いが楽しめるステージも登場します! ここにZUNTATAサウンドが重なったらと思うとわくわくしませんか?

●iPhoneならではの操作方法を実現! “Evolution – 進化”でショットの種類を増やそう!

本作の操作方法は、iPhone向けシューティングではおなじみの画面をタッチして自機を動かす方式。ただ、注意したいのは反応が結構過敏で自機 の動きがかなり早いです。なので、指自体を動かして自機を移動するというよりは、親指の腹を画面に押し付けて傾けながら微妙な移動を実現していったほうが すんなり弾避けできるでしょう。

そして、これまで単発のミサイルのみだった攻撃方法も大幅に変わりました。弾を大量に前方へ発射する“RAPID SHOT”、自機の前後の敵を射抜く“LOCK-ON”、周囲の弾を吸い込むフィールドを発生させる“GRAVITY”などなど多種多彩。おまけにUFO を撃ち落とすと出現するカプセルをゲットするとショットもパワーアップしていきます。ちなみに、攻撃方法はゲームを進めていくと10種類以上に増加する。 新しいショットが出現したらすぐに試してみよう!

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▲筆者的に最強ショットとしてオススメしたいのは“LOCK-ON”。 本作では前後左右から敵が出現するので、後方にも攻撃できるこのショットはかなり使えるのです。

そして、なぜ本作のキーワードが“Evolution – 進化”なのか。本作は自機がEvolutionを起こしてパワーアップしていくからなのです。インベーダーを連続して倒して得点を稼げば稼ぐほどゲームク リア画面下部にあるゲージが伸びていき、全部溜まると“Evolution – 進化”が発生。これにより、ゲームスタート当初は左右にしか動けなかった自機が、360度に動けるようになったり、新しいショットを入手できたりするわけ だ。

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▲Evolution するとメニュー画面の系統樹が伸びていき、新しいショットやエクストラステージなどが出現する。ゲージはステージを途中でやめても引き継げるので、高得点 の稼げるステージでゲージをギリギリで貯めて、お目当てのステージでEvolutionを起こすことも可能だぞ。
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▲追加コンテンツを購入すると、ダライアスに登場したSILVER HAWKを自機として使うことも可能だ。ステージの構成や当たり判定なんかも結構近い感覚で遊ぶことができるぞ。

本作自体発売されたのは2009年だが、発売当初から大人気でApple社が選ぶ年間ベストアプリ“iTunesリワインド”に2年連続で選ばれるほどの名作シューティングとなっている。ちなみに追加コンテンツを購入すればタイトーの名作横シューの代表作、『ダライアス』をリスペクトしたステージも遊ぶことができるので、ぜひ全ステージEvolutionを目指して頑張ってみよう!(超喰った。ナオタロー)

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スペースインベーダー インフィニティジーン

メーカー
タイトー
価格
iOS版:450円 Android版:600円[税込]
対応機種
iOS、Android

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